ユーザーによる書き込みをうまく利用しよう!ホテル・旅館におけるUGCの活用

マーケティング

ホテル・旅館におけるUGCの活用

ホテルや旅館のSNSマーケティングを始めたものの、あまりうまくいっていないと感じる方も多いのではないでしょうか。
フォロワーが思ったように増えず、行き詰まってしまうこともあるかと思います。

本記事では、自ら発信するだけでなく、ユーザーが投稿したコンテンツであるUGCを利用したホテルマーケティングについて解説していきます。

UGCとは?

UGCとは、「User Generated Content」の略称で、日本語に直訳すると「ユーザーが生み出したコンテンツ」となります。

ホテルマーケティングを考える際は、UGCはおもにホテルや旅館の公式アカウントではなく、宿泊客などの一般ユーザーがSNS上に投稿した種々のコンテンツや口コミ情報などのことを指します。

インターネットが広く普及してしばらく経ち、ウェブサイトを観覧していると無数の広告が溢れかえるようになりました。
あまりにも多くの広告を目にするうちに、ユーザーは広告を鬱陶しく思うようになり、バナー広告などはあまり意味がないどころかマイナスの印象を与えかねないものになってしまいました。

昨今では、多くの宿泊客がSNSなどの情報をもとにホテルや旅館といった宿泊施設を知り、情報比較をして最終的な宿泊先を決めています。
つまり、SNSを利用したマーケティングは宿泊予約数に直結する重要なものになっているのです。

また、ホテルや旅館の公式アカウントやOTAの紹介文よりも、他の宿泊客が投稿したSNS上のコンテンツや口コミを信用する傾向にあります。

実際に宿泊したユーザーが生み出したコンテンツにはリアリティがあり、公式情報では出せない親近感があります。
これらをうまく活用することで、SNSマーケティングをより有効なものにすることができます。

UGCを蓄積するメリット

UGCを蓄積していくことにはさまざまなメリットがあります。
ここではそのなかでもとくに重要だと思われるメリットを3つほど挙げておきます。

広告にかかるコストを削減できる

オンライン広告(バナー広告やSNS広告など)やオフライン広告(新聞の広告欄や車内広告など)は種類によって価格はまちまちですが、大幅にコストがかかってしまいます。

UGCの活用がうまくいけば、それらの広告料を支払う必要がなくなります。

また、広告を掲載するには広告を作成しなければなりません。
広告作成に必要な写真を撮影してもらうコストや、デザインを外注する際に発生するコストを考えると、UGCの活用ははるかに低コストで行うことができます。

ユーザーに親しみを持ってもらうことができる

多くのオンライン広告は押しつけがましかったりしつこかったりして、ユーザーに不快感を与えてしまいます。
SNS上の情報にはそのような不快感がないので、自然にユーザーに受け入れてもらうことができるでしょう。

また、先ほども言及しましたが、ユーザーは公式情報よりもほかの宿泊者などの一般ユーザーが発信する情報を信頼する傾向にあります。

UGCを活用することで、より親しみやすく、より真実味のあるイメージを持ってもらったうえでそのホテルや旅館の魅力を伝えることができます。

ユーザーとコミュニケーションをとることができる

UGCを活用する上では、コンテンツを投稿している一般のユーザーとのコミュニケーションが欠かせません。

ユーザーとの交流を通して、公式アカウントから一方的な投稿を行っているだけでは見えてこない、宿泊客のリアルな意見も見えてくるかもしれません。

UGCを利用したホテルマーケティングの手順

では、UGCを利用したホテルマーケティングの手順について詳しく見ていきましょう。

ターゲットを明確にする

まずは、どのような年齢や趣味の層を対象にマーケティングを行うのかというターゲットを明確にしましょう。

ターゲットを明確にしなければ、考案する企画もぼんやりとしたものになってしまい、確かな効果を得ることができません。
しっかりとターゲットを定めたうえで、マーケティング方法を考えていきましょう。

企画内容を考える

ターゲットを明確にしたら、次は具体的な企画内容を考えましょう。

UGCを活用する手段として、ユーザーがアップしたコンテンツを公式アカウントやホームページに転載するというものがあります。
ゆくゆくはホームページなどに掲載する写真をすべてUGCにするのが理想ですが、認知度向上も兼ねて、まずはキャンペーンなどで大規模に写真を募りましょう。

ターゲットやUGCを活用する目的も考慮しながら、なるべく具体的に企画内容を決めていきます。

企画を告知する

企画の内容が決定したら、それを告知してターゲットとなる層に認知してもらいましょう。

SNSにはさまざまな機能があるので、それぞれのSNSの機能を活かしながら広く周知していきましょう。

振り返りをする

企画が終わったら、UGCの活用によってどのくらい効果が出たのかを振り返り、検証しましょう。
やりっぱなしでは意味がありません。

まとめ

ホテルや旅館におけるUGCの活用について解説しました。

一般ユーザーの投稿をうまく活用して、よりターゲットに刺さる広告活動を展開していきましょう!

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