ターゲットは若年層だけじゃない!SNSを活用したホテルマーケティングについて

マーケティング

SNSを活用したホテルマーケティング

「SNS」と聞くと、Z世代をはじめとした若年層がユーザーの大半だと思ってしまうかもしれませんが、InstagramやTwitterといった代表的なSNSは今や幅広いユーザー層を獲得しており、30代、40代の約半数、50代の約3割がそれらを日常的に観覧しています。

さらに、SNSのユーザーは女性が多いと思われがちですが、アカウント数の男女比はほぼ1:1です。
このように、老若男女さまざまなユーザーがほぼ毎日チェックしているSNSは、ホテルが顧客の幅を広げ、集客率を上げるのに適していると言えます。

本記事では、SNSを活用したホテルマーケティングについて、その効果やポイントを解説していきます。

SNSマーケティングとは?

SNSマーケティングとは、その名の通りInstagramやTwitterをはじめとしたSNSを利用してホテルの集客を上げる戦略のことです。

近年、旅行の計画は旅行代理店などを通さずに各自で旅程を組み、移動手段やホテル、旅館などをネットで予約をする人が増えました。
旅行代理店のスタッフなど、ホテルや旅館の事情に精通した人の意見の代わりに顧客が参考にするのがSNSです。

SNSには誰もが書き込みや画像投稿をすることができるので、ホテル側が発信した情報だけではなく、実際に宿泊したことのある人の口コミも見ることができます。

また、SNSはGoogleやYahoo!などの検索エンジンのように「宿泊施設を探す」という明確な目的をもってハッシュタグなどを用いて検索する人だけでなく、日常生活の一部として毎日頻繁に流し読みをするユーザーが多いのが特徴です。

つまり、旅行はしたいと思っていても行き先がまだ決まっていない人や、まだ旅行する計画を立てていない人の目にも触れる可能性があるということです。
旅行をするつもりがなかったという人でも、そのホテルに関する書き込みや画像を見て「ここに行ってみたい」と思い立ち、旅行を計画するという可能性があります。

SNSマーケティングは、その旅館やホテルがどのようなところなのかをアピールするのももちろん重要ですが、まったく宿泊意思がなかった人に対しても魅力を感じさせ、新しい顧客層を開拓することができる場であるということもおさえておきましょう。

SNSマーケティングの基本

ではまず、SNSマーケティングを行う際に気を付けておきたい基本事項について見ていきます。

宿泊者目線で投稿する

SNSマーケティングで最も重要なことは、宿泊者の目線に立って投稿するということです。
ロビーから入館し、フロントで鍵を受け取り、部屋に荷物を置いて大浴場へ…というように、宿泊者の行動にはある一定の順序があります。
写真などをSNSに投稿する際は、おうちで投稿画像を観覧している人が宿泊を追体験できるように、ある程度ストーリー性を持たせて順番を組みながら投稿をする必要があります。

ターゲットの絞り込み

SNSはユーザーの幅が広いことが特徴ですが、その中でもどのような層をターゲットにしているのかを明確にして戦略を練ることが必要です。
ターゲットが定まっていないと投稿もぼんやりとしたものになってしまい、顧客の心をつかむことはできません。

複数の言語で発信する

SNSは世界中とつながっています。
近年はインバウンドの需要も増えました。
海外の方が日本に注目している今、英語や中国語なども添えて投稿することで、更なる集客が期待できます。

素早くレスポンスする

SNSは相互にやり取りができることも特徴の一つです。
フォロワーから質問などが来た際は、その都度素早く誠実に対応するように心がけましょう。

予約サイトへの誘導

投稿内容に魅力を感じてもらっても、それが予約へつながらなければ意味がありません。
投稿文やハッシュタグにホテルや旅館の名称・所在地を明記し、可能ならばホームページや予約サイトのリンクを貼っておきましょう。

一目でわかる投稿を心がける

SNSを観覧する人の多くは、日々あふれてくる投稿をさらっとチェックしながら、気になったものを流し読みする程度です。
長々しい文章は誰も読んではくれません。
印象に残る画像やキャッチ―な言葉を吟味して投稿することで、あまたある情報の中からSNSのユーザーの記憶に残るような投稿をしましょう。

投稿の継続

SNSマーケティングでの目標の一つに、「フォロワーを増やす」というものがあります。

普段SNSを利用するとき、友人のアカウントや公式アカウントをフォローするのは、そのアカウントの次の更新を見逃さないようにするためであるという人が多いのではないでしょうか。

一つひとつの投稿をユーザーの心をつかむようなものにすることはもちろんですが、「見逃したくない」と思わせるのも重要なポイントです。
例えば最終更新日が半年前であるようなアカウントをフォローしてくれる人はいるでしょうか。

SNSマーケティング成功の一つのカギは、短いスパンで継続的に投稿することです。
毎日投稿するのは難しいかもしれませんが、1週間に1度以上の頻度で投稿するようにしましょう。
少しでも間隔があいてしまうと、せっかくついたフォロワーが離れていってしまう可能性があります。

まとめ

SNSマーケティングについて解説しました。

SNSは新聞の広告欄やTVCMなどに比べるとはるかに低コストで、宣伝効果の高いツールです。
SNSマーケティングを通じて、新たな顧客層を開拓し、ホテルや旅館の集客率をアップさせましょう!

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