リスティング広告とは?ホテル・旅館業界とウェブ広告

WEB マーケティング

リスティング広告

ウェブの広告や宣伝の出し方にはさまざまな形式があり、どれが効果的なのかわからないという方も多いでしょう。

本記事では、ウェブの広告のなかでもユーザーの検索傾向に合わせて表示されるリスティング広告について解説していきます。

リスティング広告とは?

リスティング広告とは、GoogleやYahoo!といった検索エンジンを用いてユーザーが検索したキーワードから適切な広告を選んで表示させるオンライン広告のことです。

ウェブ上に広告があふれている昨今では、バナー広告(ページの最上部や最下部に表示される広告のこと)やディスプレイ広告(ページの広告枠に表示される広告のこと)などは「鬱陶しいもの」とユーザーが認識し、無意識に視界から外してしまうことも多いようです。

しかし、リスティング広告は検索結果よりも上に表示される広告であり、さらにユーザーの関心度が高いとされる広告のみを選んで表示するシステムなので、より宣伝効果が見込めると言えます。

SEO対策をしっかりと行うことで、あまりコストをかけずにユーザーの目に留まるという方法もありますが、リスティング広告は検索結果よりも目に入りやすく、その検索エンジン独自のアルゴリズムによらないのが特徴です。

さらに、SEO対策の効果が表れるまでにはかなり時間がかかります。
その点、リスティング広告は広告料を払えばすぐに表示がされるため、目に見えて素早い効果を期待できるでしょう。

リスティング広告とGoogleホテル広告の違い

よくGoogleのリスティング広告と混同されやすいのが、Googleホテル広告と呼ばれるものです。

たとえば、「観光地名+家族旅行」などと入力して計算すると、リスティング広告としてOTAや航空券、ホテルや旅館などの広告が出てきますが、「観光地名+ホテル」などと検索すれば、Googleマップとともに独自の評価などがひと目でわかるGoogleホテル広告が表示されます。

また、ホテル名などをピンポイントで検索した場合には、そのホテルのより詳しい情報がGoogleホテル広告に表示され、より宿泊予約に直結するようになります。

Googleホテル広告は広告料を支払わずとも掲載されますが、広告料を支払っているホテルや旅館から優先的に表示されていきます。
予算によって広告料が発生するタイミングなどを選ぶこともできるので、比較的導入しやすいシステムであるとも言えます。

また、Googleホテル広告に登録しておけば、マップ検索においても表示されるようになり、MEO(ローカルSEO)対策にもつながります。

リスティング広告の効果

ホテルや旅館の広告は、従来では新聞や雑誌上でのいわゆるオフライン広告に頼ってきました。

オフライン広告では、それを手に取った人やたまたま目にした人にしか広告や宣伝を行うことができません。
しかし、インターネットが急速に発達したことによって、パソコンやスマートフォンなどを利用するすべての人を対象とするオンライン広告の運用が可能になりました。

リスティング広告はそうしたオンライン広告のうちのひとつです。
オンライン広告は、オフライン広告に比べて人の目に触れる機会が多く、またその中でもリスティング広告は宿泊可能性が高いユーザーに絞って表示されるため、かなり費用対効果が高いと考えられます。

また、リスティング広告はOTAやGoogleホテル広告などとは異なり、競合相手となる近隣のほかのホテルや旅館と比較されることはあまりありません。
OTAなどにある評価の星の数や口コミなどの書き込みは必ずしもホテルや旅館側が管理できるものではないため、意図しないところで顧客を失ってしまう場合があります。

その点、リスティング広告はあくまでも広告なので、こちらが伝えたい情報のみを掲載することができます。

リスティング広告運用のポイント

さいごに、リスティング広告の運用のポイントについていくつか挙げていきます。

キーワードの選定

リスティング広告を運用する上で最も重要とされるのが、広告キーワードの選択です。
そのホテルや旅館を利用したいと思っているような人が検索するだろうキーワードを想定して考えていきます。
「観光地名+ホテル」や「地名+観光」といったものが一般的です。

タイトルに地名を明記する

広告のタイトルにも地名を入れておきましょう。
地名は目に入ってきやすいので、よりユーザーの目を引くことができます。

オプションを付ける

リスティング広告には、電話番号やホームページのリンクといったオプションを付けることもできます。
「お問い合わせ」や「よくあるご質問」といった顧客がすぐに開きたくなるであろうページのリンクを広告に載せておくこともユーザーの目を引くための工夫のひとつです。

ホームページの内容をしっかりと充実させる

リスティング広告は直接自社のホームページへと誘導するような形になる広告形式なので、当然ホームページそのものを充実させることも重要になってきます。

広告からホームページへと訪問してくれた人たちをいかに宿泊予約まで結び付けられるかが勝負どころです。

まとめ

リスティング広告について解説しました。

リスティング広告をうまく活用して、自社サイトへの訪問数の増加を目指しましょう!

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