注目を集めろ!ホテル・旅館のインフルエンサーマーケティング

マーケティング

ホテル・旅館のインフルエンサーマーケティング

Instagramなどの写真や画像の投稿を中心としたSNSは、ホテルの広告や宣伝に利用する媒体としてとても優れていると言えます。
文章で説明されるよりも、写真で見た方が印象に残りやすく、「行ってみたい」という気持ちが強くなるのです。

本記事では、そんなSNSを利用した広告の1つであるインフルエンサーマーケティングについて解説していきます。

インフルエンサーマーケティングとは?

ここ数年、「インフルエンサー」という言葉をよく耳にするようになったと思います。
インフルエンサーはそれぞれの分野において多くの人に支持され、強い影響力を持つ人のことで、主にSNS上で情報発信を行っている人のことを指します。

インフルエンサーマーケティングとは、SNSのなかで大きな影響力を持つ「インフルエンサー」にホテルや旅館に泊まってもらい、その良さを発信してもらうというマーケティング方法です。
インフルエンサーマーケティングには、主に4つの手法があります。

スポンサー

おそらく多くの人が思いつくのが、インフルエンサーにお金を払って宿泊プランなどを宣伝してもらうことでしょう。
影響力のある人に宣伝してもらうことで、より多くの人の目にとまります。

プロダクトプレイスメント

プロダクトプレイスメントとは、映画や漫画の舞台装置や小道具として商品を映すという手法です。
インフルエンサーの投稿の背景にホテルや旅館を使ってもらうことで、さりげなく宣伝することができます。

アンバサダー

そのホテルや旅館のブランドイメージを具象化する人物としてインフルエンサーを起用することもあります。
長期的な契約を結べば、ある一定期間そのホテルや旅館を宣伝してもらうことが可能です。

イベント協賛

インフルエンサーにホテルや旅館内でのイベントに参加してもらうという方法もあります。
インフルエンサーに参加してもらうことで、イベントの認知度が高まり、参加者の増加も見込めます。

このように、インフルエンサーマーケティングにはさまざまな手法があり、目的に応じて使い分ける必要があります。

インフルエンサーマーケティングのポイント

インフルエンサーマーケティングの方法にもいろいろなものがありますが、インフルエンサー自体にもさまざまな人たちがいます。
フォロワーが多ければ多いほど宣伝に使いやすいというものでもありません。
どのような層にアピールしたいのかを考えながら、どのくらいのフォロワーを持つインフルエンサーを起用するのかを決めなければなりません。

フォロワー1,000人以上

フォロワーが1000人くらいだとあまり影響力がないのでは?と思われるかもしれませんが、その界隈においてはそれなりに支持を集めている人物であると言えます。
ピンポイントなターゲットを開拓したいのであれば、起用する価値は十分あるでしょう。

フォロワー1万人以上

フォロワーが1万人以上いると各分野でそれなりに注目を集めている人物になります。
特定のニッチな需要を求めているのならば起用を検討してもいいかもしれません。

フォロワー10万人以上

フォロワーが10万人を超えてくるとかなり強力なインフルエンサーです。
その業界の流行を担う一角でもあるので、非常に宣伝効果が高いとも言えます。

フォロワー50万人以上

フォロワーが50万人を超えるとかなりの有名人です。
広く一般に宣伝したいのであればとても有効であると言えるでしょう。
逆にターゲットを絞った宣伝は難しいです。

文字・画像だけでなく動画投稿サイトも

SNSはTwitterのような文字ベースのものやInstagramのような画像ベースのものだけでなく、YouTubeやTikTokなどの動画ベースのものもあります。

動画は文字や画像よりも印象に残りやすく、また実際にそこに宿泊しているかのような臨場感を演出することもできます。
動画投稿サイトのインフルエンサーもうまく活用することで、より高い宣伝効果を得ることができるでしょう。

また、海外ではTwitterやInstagramよりもYouTubeやTikTokを見て宿泊先を決める傾向がある国もあります。
ターゲットにも気を配りながら宣伝媒体を吟味しましょう。

インフルエンサーを起用する上で注意するべき点

まず、インフルエンサーにお金を払って宣伝してもらったり、無料で宿泊させる代わりにその感想をSNSに挙げてもらったりするなど、何らかの形で報酬が発生する場合には、SNSを観覧する人にそれがはっきりと伝わるようにしなければなりません。

10月からはステルスマーケティングに関する法改正もあり、ますますそのあたりへの目が厳しくなってきました。

また、お金を払って宣伝してもらうからと言って、露骨に良いところだけを取り上げてもらうのもあまりお勧めできません。
顧客は「消費者としてのリアルな目線」をインフルエンサーに求めています。
良い面だけを不自然に切り取った投稿は企業による広告や宣伝と何ら変わりなく、わざわざインフルエンサーを起用する意味がなくなってしまいます。

また、インフルエンサーのイメージがそのホテルや旅館のイメージに直結してしまうということも覚えておきましょう。
インフルエンサーが何らかの不祥事を起こした場合、そのホテルや旅館のブランドイメージが下がってしまうこともあります。

まとめ

インフルエンサーマーケティングについて解説しました。
新しい層の顧客開拓のためにも、インフルエンサーの起用を考えてみてはいかがでしょうか。

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