宿泊予約数に直結する?ホテル・旅館の写真撮影のポイント

マーケティング

ホテル・旅館の写真撮影のポイント

顧客がホテルや旅館を選ぶ際、何を基準に選んでいるのでしょうか。

駅や観光地からのアクセスや宿泊施設に求める条件で絞った後、最終的にはホームページやOTAに上がっている写真で決めている顧客がほとんどです。

本記事では、顧客が宿泊先を決定する最後の決め手となる、写真を撮影する際のポイントについて解説していきます。

ホテル・旅館の広報・宣伝と写真

ホテルや旅館の広報や宣伝には、写真による視覚的な情報が欠かせません。

近年ではOTA(Online Travel Agent:オンライン旅行代理店)で宿泊予約を行う人が増えており、インターネット上に上がっている写真でその旅館やホテルの設備について調べて判断されることが多いのです。

OTAに上がっている写真はもちろん、ホームページの写真やSNSにアップしている写真も、顧客が宿泊先を決める判断材料です。
そのため、いかにインターネット上に魅力的な写真を上げられるかによって、宿泊予約数が大幅に変わってくるのです。

施設の写真を撮るには、業者に頼んで写真を撮影してもらう方法と、自分で写真を撮影する方法の2つがあります。
目的や予算によってどちらにするのかは変わってくるかと思います。

ここではその両方の場合において、気を付けておくべき点や押さえておきたいポイントについて解説していきます。

業者に撮影を依頼する際のポイント

まずは、業者に写真の撮影を依頼する場合について見ていきましょう。

業者にお願いするからと言って、全てを丸投げして良いわけではありません。
何も決めずに依頼をしてしまうと、撮り漏らしがあって再度依頼をしなければならなくなったり、思っていたような写真を撮影してもらえなかったりしてしまいます。

限られた時間や枚数のなかで求めるものを的確に撮影してもらうためにも、こちら側で準備しておかなければならないことがいくつかあります。

あらかじめ構図を決めておく

あらかじめどのような構図の写真が欲しいのか決めておきましょう。
また、構図だけでなく、どのようなシーンを想定しているのか、どのくらいの明るさで撮影するのかについても決めておきましょう。

カメラマンにも得手不得手があります。
事前にメールなどでやり取りしたり、打ち合わせをするなどしてコンタクトを取ったりすることで、求めている写真とギャップのないものが得られるようにあらかじめ調整しておきましょう。

当日は必ずスタッフが同行する

写真を撮影してもらう当日は、業者任せにするのではなく、必ず1人はスタッフも撮影に付き添うようにしましょう。
思った通りの写真が得られているのかどうかを、現場で確認する必要があります。

打ち合わせが出来なかったり、回数が少なかったりする場合は、なおさらスタッフが撮影の様子をその場で見ておくのが望ましいです。

余裕をもってスケジュールを組む

撮影スケジュールは、ある程度余裕をもって組むようにしましょう。
無計画や無理のあるスケジュールで撮影を行うと、その日中に撮影が終わらなかったり、必要な素材を撮り漏らしてしまったりすることがあります。

また、業者の方がベストパフォーマンスを発揮できるよう、休憩時間なども加味しておきましょう。

自分で撮影する際のポイント

写真の撮影は、業者に依頼するなど、プロに任せておくのが最も安心できますが、ポイントを押さえておけば自分でも十分魅力的な写真を撮影することができます。

SNSに掲載する写真などは、いちいち業者に依頼していては莫大なコストがかかってしまいます。
なるべくコストを抑えて、顧客にそのホテルや旅館の魅力が正確に伝えられるように、自分で写真を撮影する際のコツについても見ていきましょう。

外観の撮影

ホテルや旅館の外観を撮影する際は、その施設の顔となるような建物や正面玄関などを撮影すると良いでしょう。
ひと目でそのホテルや旅館を連想できるようなものが望ましいです。

また、撮影する際は時刻と方位が非常に重要になってきます。
太陽は西からのぼり、東に沈むので、撮影する時刻によって光の当たり具合が変わってしまいます。
建物が東に向いていれば午前、南に向いていれば正午、西に向いていれば午後というように、撮影に適した時間帯は撮影したい部分の方位によるのです。

余力があれば、その日の太陽高度なども計算して撮影するとより美しい外観の写真が撮れるでしょう。
太陽高度は計算サイトを利用すれば誰でも簡単に計算することができます。

お部屋の撮影

お部屋の内装は、宿泊を検討している顧客が最も重視する部分であると言っても過言ではありません。

室内の撮影の際に最も重要なのは明るさです。
自然光が入るのが望ましいですが、全てのお部屋に日の光が入るわけではありません。
その場合は、絞り値や露出度を調節して、なるべく画面が明るくなるようにしましょう。
演出したい雰囲気にもよりますが、明るいほうが清潔な印象になります。

また、手振れ防止や画面の水平さを保つために三脚を使用してみると良いでしょう。

まとめ

ホテルや旅館の広報や宣伝に使用する写真撮影のポイントについて解説しました。

魅力的な写真を掲載することで、宿泊予約数を伸ばしましょう!

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