手軽にアウトドア気分が楽しめる!グランピングを楽しもう!

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手軽にアウトドア気分 グランピング

経験や知識はないけれども、キャンプをしてみたいという方も多いのではないでしょうか。
キャンプをいちからしっかりとしようと思えば、テントの設営や野外での調理のスキルが必要ですし、屋外での寝泊まりをすることになるので、寒さや害虫などにも対処していかなければなりません。

本記事では、そうしたキャンプ特有のわずらわしさがなく、アウトドアの楽しいところだけを体験することができるグランピングについて解説していきます。

グランピングとは?

グランピングは、英語で「優雅な」「魅力的な」を意味する「Glamorous」という言葉と、「Camping」つまりキャンプを掛け合わせた言葉です。

グランピングでは、キャンプのように自分たちでテントを立てたり道具をそろえたりする必要がなく、エアコンや屋内と屋外の仕切りが完備されており、虫や寒さの心配をしなくても良いような設備が整っている施設が多いです。

自然環境に適応するためにあれこれと工夫することを楽しむのもキャンプの魅力のひとつかもしれませんが、初心者にはなかなかハードルが高く、家族連れの場合は小さな子どもを危険にさらしてしまう場合があります。

手軽に、そして安全にアウトドアを楽しみたいという要望に応えたのが、グランピングというレジャー施設です。
キャンプの醍醐味であるバーベキューも、調理も含めてすべてスタッフがしてくれるプランや、準備や後片付けといった面倒な部分だけはお任せして、お肉を焼いたりするメインの工程だけを楽しむことができるプランもあります。

バーベキューではなく、もっと贅沢なものが食べたい、という場合も、料理をケータリングしてくれるサービスを展開しているところもあります。
いつもと違う空間で、手軽に、そして快適にアウトドアを楽しむための設備やサービスが、グランピングでは整っているのです。

また、キャンプだけでなく、温泉やサウナ、アスレチック、さらには農園での収穫体験まで、幅広いアクティビティ体験を取り揃えている施設もあります。

アウトドアレジャーに関するありとあらゆる体験をすることができるのが、グランピングの特徴です。

グランピングが生まれた背景

グランピングは、諸説ありますが、19世紀のヨーロッパの富裕層が、狩りや探検と称して植民地で贅沢なキャンプをしたことが始まりではないかと言われています。
当時の富裕層のキャンプは、テント泊をするとはいえ、豪華な調度品をテント内に置き、専属のシェフを付けて料理を指せていたようです。

この限られた人々のものであった贅沢なキャンプが、「グランピング」という名前になって私たちの身近なものになってきたのは、2005年ごろのイギリスであると言われています。

イギリスから欧米諸国を中心に広まったグランピングは、2015年ごろに日本でも流行し始めます。
現在の日本では、快適に自然に触れることを楽しむという本来の目的以外にも、コテージ、バーベキュー施設、大型ショッピングモールに隣接した施設、ホテルのような施設など、グランピングとひと口に言っても実に様々なバリエーションが存在します。

もともとの定義からは外れるかもしれませんが、手軽にアウトドア体験ができる施設が増え、一時のブームが落ち着いた今は、グランピングに挑戦しやすい環境にあると言えるのではないでしょうか。

グランピングの際にあると便利なもの

グランピングでは基本的に必要なものは用意されていますが、ここではあると便利なものをご紹介します。

着替え

着替えはあると便利なものというよりは必需品ですね。
施設によってはお風呂がついているところもあるので、さっぱりとした体で清潔な衣服を身に着けると気持ちよく眠りにつくことができます。

ごみ袋

ごみ箱があるような施設もありますが、自然にごみを放置して帰らないようにするためにも、ごみ袋を持ち歩くようにしましょう。

懐中電灯やランタンなど

ライトなどの照明がしっかりとしているような施設も多いですが、夜に屋外で活動する場合や雰囲気を作りたい場合にも、懐中電灯やランタンはあると便利です。

充電器

コンセントがある施設の場合は、充電器を持っていくとスマートフォンやタブレットを充電することができます。

雨具・防寒具

急に天候が崩れることもあるので、雨具を持っておくと安心です。
また、暖房設備が整っているところでも、防寒具は用意しておいた方が良いでしょう。

常備薬・洗面用具

普段飲んでいる薬などがある場合は、忘れずに荷物に入れておきましょう。
洗面所などがしっかりと設備されている場合は、洗面用具を持って行ってスキンケアを行うこともできます。

カメラ

カメラを持って行けば、グランピングの思い出を残しておくことができます。
集合写真などを撮る場合は、三脚があると便利ですね。

虫よけ

どれだけ建物がしっかりしていても、アウトドアには虫が付き物です。
虫よけや虫刺されなども用意しておきましょう。
ほかにも、夏には水着や花火などもあるとよりグランピングを楽しむことができます。

まとめ

グランピングについて解説しました。

手軽にアウトドアを楽しみたい、初心者だけれどもキャンプに挑戦してみたい、という方はぜひグランピングを体験してみてはいかがでしょうか。

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