食事の所作はその人の印象を左右する!知っておきたいテーブルマナー

お役立ち情報

ZEALL テーブルマナー

食事作法というのは、意外と見られているものです。
食べ方が美しい人は、初対面でも相手に好印象を抱いてもらえます。

そこで本記事では、洋食を中心にテーブルマナーを解説します。

基本のテーブルマナー

まずは基本的な食事中のマナーを確認していきましょう。

スマートフォンをいじらない

当たり前といえば当たり前ですが、守れていない人が多いのが現実です。
時と場合によりますが、料理の写真を撮ることも基本的には控えましょう。

髪の毛に触れない

無意識に髪の毛をいじる癖がある人は気を付けましょう。
長い前髪やサイドの髪はあらかじめ耳にかけておくかヘアピンなどで留めておくとよいでしょう。
食事中に髪の毛に触れることは、衛生面においてもよろしくありません。

ドレスコード

ドレスコードは遵守しましょう。
また、ドレスコードが無いお店でも、カジュアルすぎる服装や過度な露出は避けるなど、その場にふさわしい装いをしましょう。
料理のにおいを妨げるので、香水はつけないか控えめにしておくのが望ましいです。

姿勢

意外と目に付くのが姿勢です。
背もたれにもたれずに背筋を伸ばして、肘をつかないようにしましょう。
足元も見られています。
足は組まずに、女性の場合はきっちりと膝をそろえましょう。

咀嚼音

適量を口に運び、口を閉じて静かに咀嚼しましょう。
咀嚼中におしゃべりをすることもいけません。
咀嚼音だけでなく、食器と食器がこすれる音も気になります。

話題の選び方

食べ方だけでなく、食事中の会話の内容にも気を配る必要があります。
相手が不快になるような話題は避けましょう。

洋食のテーブルマナー

気を付けなければいけないことたくさんありますが、まずは最低限のテーブルマナーから覚えていきましょう。

ナプキン

ナプキンは飲み物が運ばれてくるまでに膝に置いておきましょう。
二つ折りにして、折り目が手前に来るように太ももの上に乗せます。
離席する際は背もたれや肘置きにかけておきます。
食後は軽くたたんでテーブルの上に置きましょう。
あまりきれいにたたみすぎると、食事やサービスに対する不満をあらわすことになってしまいます。

カトラリー

カトラリーは基本外側から使います。
いったん食事の手を止めるときにはハの字にしてお皿の上に置きます。
ナイフを外側に向けたり、カトラリーを持ちながら飲み物を飲んだりすることはいけません。
落とした際は自分で拾わず、スタッフに新しいものを用意してもらいましょう。

パン

洋食において、パンは主食ではなく口直しのものです。
最初に出されてもほかの料理が出てくるまでは手を付けないでおいて、デザートが運ばれてくるまでには食べ終えておきましょう。
食べる際にはひとくちにちぎってからバターなどをナイフで塗って食べます。
スープにパンを浸したり、空のスープの容器をパンで拭うようにして食べたりしてはいけません。
パンくずがテーブルに落ちてしまうことがありますが、これはマナー違反ではないので気にする必要はありません。

スープ

スープは奥から手前に、スプーンの3分の2ほどを掬って飲みます。
このとき、音を立てて吸ってはいけません。
カップに入っている場合はカップを持ち上げて口を付けて飲んでも構いません。

フィンガーボウル

フィンガーボウルというのは、エビなど手を使って食べる料理が出されたときに指先を清めるものです。
指先を水にそっとつけて、ナフキンなどで軽くぬぐいましょう。
魚介類はにおいやべたつきが残り、気になるかもしれませんが、フィンガーボウルはばしゃばしゃと洗うものではありません。

食後の飲み物

食後のコーヒーや紅茶にミルクを入れるときは、スプーンを軽く2~3回まわします。
混ぜすぎはいけません。
お砂糖を入れる際は、飛び散らないようにするために、お砂糖を乗せたスプーンをゆっくりと沈めます。
飲むときは音を立てずに静かに飲みましょう。

お箸が用意されたとき

最近ではフレンチレストランなどでもお箸が用意されていることがあります。
そういう場合には、遠慮せずにお箸を使って食べて構いません。
また最初からテーブルの上に並べられていなくても、給仕のスタッフにお願いすればお箸を用意してもらえる場合があります。

各国のテーブルマナー

前項では主にフレンチ料理のテーブルマナーを見てきました。
ここでは各国の日本人にはあまりなじみのないテーブルマナーについてご紹介します。

中国

中国ではラーメンなどの麺類を音を立ててすすってはいけません。
また、スープは器に口を付けず、レンゲを使って飲みます。

イギリス

イギリスではスープは手前から奥に向かって掬います。
イギリス式のテーブルマナーとフランス式のテーブルマナーは細かいところにさまざまな相違点があってややこしく感じるかもしれませんが、国内ではあまりその違いに目くじらを立てられることはありません。
しかし英仏両国内では厳しく見られているようなので、滞在期間中は注意しましょう。

ロシア

ロシアといえばウォッカをイメージする人も多いでしょう。
ロシアではウォッカの空き瓶をテーブルの上に置くと不吉とされ、床に置くのがマナーです。
また、お酒を断ったり、薄めて飲んだりするのもマナー違反に当たります。

インド

インドには「ジューター」と呼ばれる穢れの文化があります。
左手は穢れの手とされ、食事に用いてはいけません。
また、他人の食べ残しも穢れているとされ忌避されています。

まとめ

テーブルマナーについて解説しました。
日常生活においてテーブルマナーを学ぶ機会というものにはなかなか恵まれないものなので、いきなり改まった場に招待されると、不安と緊張で委縮してしまうかもしれません。
しかし、最も大切なことは相手との食事を楽しむことです。
もし失敗してしまっても動揺せず、肩の力を抜いて料理を味わいましょう。

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