多くの方は観光やレジャーなどを旅行の目的としていますが、ホテルや旅館での滞在も旅行の醍醐味のひとつと言えるでしょう。
旅の疲れをゆっくりと癒せるような素敵なお部屋に宿泊できるとより充実した旅行になります。
本記事では、ホテルや旅館のお部屋の選び方について解説していきます。
ホテル・旅館での滞在時間はお部屋で変わる！
旅行の主な目的は、観光地を巡ったりその土地のものを食べたりすることだと思いますが、どのようなところに宿泊するのかというのも旅の印象を左右する重要な要素のひとつです。
なるべく宿泊費を抑えたいのならば小さな部屋に素泊まりでも良いかもしれませんが、せっかくの非日常的な旅行の時間なのですから、ホテルや旅館での滞在も特別なものにしたいはずです。
同じホテルや旅館のなかでも、部屋の内容や宿泊プランによって滞在中の過ごし方は大きく変わってきます。
旅の目的やホテルや旅館に求めることはなんであるのかを今一度確認し、それらにぴったりなお部屋を探しましょう。
どのエリアへ旅行に行くのかが決まったら、まずは主要な駅や空港、観光地などからのアクセスや雰囲気からどのホテルや旅館に宿泊するのかを決めます。
宿泊先が決まれば、数多くの候補のなかからどのお部屋に泊まるのかを選ぶだけですが、旅行慣れしていないとこれがなかなか大変な作業になってきます。
どのようなポイントを押さえればよいのかを知ることで、より快適な滞在が実現できるようなお部屋を選びましょう。
ホテルのお部屋の種類
ホテルの予約を取ろうと宿泊予約サイトを観覧していると、お部屋の種類について聞きなれない単語がたくさん登場して混乱してしまいます。
ここでは、ホテルのお部屋の種類に関する基本的な用語をとりあげておきます。
スタンダード・スイート・レジデンス
お部屋のグレードのひとつで、「スイートルーム」という言葉を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
「スイート」というのは、英語ではsweet（甘い）ではなくsuite（ひと揃えの）と綴り、リビングルームとベッドルームが分かれているタイプのお部屋のことを指します。
リビングルームはあるがベッドルームと一体化しているようなお部屋は「ジュニアスイート」や「スタジオ」というような呼ばれ方をされることが多いようです。
私たちがホテルのお部屋と聞いて思い浮かべるような一般的なものは「スタンダードルーム」と呼ぶことが多く、ホテルのグレードにもよりますが、ビジネスホテルのような最低限の備品がそろった部屋になります。
それよりも少し広く、ソファーなどが置いてある部屋は「スーペリアルーム」「デラックスルーム」「プレミアルーム」などと言い、該当する名称が２つ以上あるホテルでは基本的に「スーペリアルーム」＜「デラックスルーム」＜「プレミアルーム」の順に広い部屋となっています。
ほかにも、キッチンや洗濯機がついた長期滞在用のお部屋である「レジデンスルーム」のようなものもあります。
ヴィラ
ヴィラとは、１つの建物のなかに複数のお部屋があるのではなく、いわゆる一棟貸しの形をとっているものです。
周りの様子を気にすることなくゆったりとした滞在を楽しめることが特徴で、リゾート地などによくある形式です。
ただし、ある一定の年齢に達していないと宿泊できないところもあるので、家族旅行の際などにはホームページをしっかりとチェックしておきましょう。
シングル
シングルとはその名の通りひとり用のお部屋です。
グレードの高いホテルだとそのようなお部屋は用意されていないこともあります。
なかにはセミダブルと呼ばれる少し大きなベッドを備えた部屋もあります。
ダブル
ダブルは2人用ベッドが1台だけ備えられているお部屋のことで、アメニティや備品なども2人分備え付けられていることが多いです。
2人での宿泊は、ホテルによってはセミダブルのお部屋に2人で宿泊できるところもあるので、少々手狭ですが、セミダブルのお部屋への宿泊も宿泊費を削減したい方にはおすすめです。
ツイン
ツインはシングルベッドが2台備えられているお部屋のことです。
ダブルと混同しやすいので気を付けましょう。
ちなみに、ハリウッドツインとはシングルベッド2台がくっつけて置かれているお部屋のことです。
クイーン
クイーンサイズのベッドはシングルベッド3つ分の大きさです。
3人で宿泊することも可能ですが、基本的には2人ないしは1人での宿泊で利用します。
キング
キングサイズのベッドはシングルベッド4つ分の大きさです。
横に寝そべっても足がはみ出ません。
その他
ほかにも、和室やコネクティングルームなど、さまざまな種類や施設があります。
ホテルによって、お部屋へのこだわりやターゲットとする客層が異なるので、ホームページや口コミで内容を確認してみると良いかもしれません。
迷ったらSNSやOTAの口コミをチェック！
ホームページの説明書きを読んでも、どのようなお部屋なのかあまりピンとこないということも多いはずです。
そういう場合は、SNSや宿泊予約サイトに上がっている、実際に宿泊した人の口コミを参考にしてみましょう。
宿泊した方の目線から書かれた情報なので、ホームページのものよりもイメージしやすいはずです。
まとめ
ホテルや旅館のお部屋選びについて解説しました。
すてきなお部屋に宿泊して英気を養い、翌日の旅程に備えましょう！
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