どこに旅行に行くのかを決めて、まず最初に押さえなければならないのが移動手段と宿泊先です。
移動手段はある程度限られていることが多いですが、宿泊先はたくさんあって、どこに泊まれば良いのかわからなくなってしまうこともあるのではないでしょうか。
本記事では、宿泊先となるホテルや旅館の目的に応じた選び方について解説していきます。
旅の目的について考える
まず、旅の目的について今一度考えましょう。
出張なのか旅行なのかによって宿泊先に求めるものはだいぶ異なってきますし、ひとりなのか、家族連れなのか、友人と一緒なのかによっても必要なものは違います。
また、同じ家族旅行でも、ゆっくりまったりと日ごろの疲れを癒すための旅行なのか、子供連れなどでがっつりアクティビティを楽しんだり観光地を巡ったりする旅なのか、といったように、人によって旅の目的は様々です。
この記事では、出張、ひとり旅、家族旅行、友人との旅行という4パターンに分けて解説していきたいと思います。
出張の際のホテルの選び方
仕事の出張でホテルを利用する際は、静かなお部屋で、翌日のタスクに向けて英気を養っておきたいと思う方が多いはずです。
温泉地ならば、敢えて温泉旅館に宿泊して現地を満喫しながら翌日に備えるという手もあるかもしれませんが、基本的にはビジネスホテルを利用するのではないでしょうか。
ターミナル駅の周辺にはビジネスホテルが数多く立ち並び、どこに宿泊すれば良いのか悩んでしまうという人もいるでしょう。
まずは価格設定をチェックしましょう。
出張は仕事がメインなので安ければどこでも良いだろうと思う方もいるかもしれませんが、ホテルの宿泊料金はそのホテルの内装やサービスの指標といっても過言ではありません。
あまりにも安いところは、何かしらの「訳アリ」であったり、少し立地が辺鄙であったりするので要注意です。
また、おいしい朝ごはんを食べて仕事に備えたいという方もいるでしょう。
最近のビジネスホテルでは、焼き立てのパンの提供や一汁三菜の形式をとった和風の朝食など、朝ごはんのサービスに力を入れているところも増えてきています。
ホームページなどで朝食の内容を確認できるところもあるので、朝ごはんからホテルを選んでみてはいかがでしょうか。
また、朝食を付けないプランを選択することで宿泊料金が安くなるホテルもあります。
ひとり旅のホテル・旅館の選び方
ひとり旅には何かと不安が付き物です。
2023.10.20
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どうせ自分しかいないからと宿泊費を抑えるために格安の宿泊施設を利用する方もいますが、ひとりだからこそそれなりにセキュリティがしっかりしたところに宿泊するようにしましょう。
何らかの犯罪に巻き込まれてしまう可能性があります。
観光地にあるホテルや旅館は家族連れなどが多く疎外感を感じたり静かな時間が持てなかったりするので、特にこだわりがなければビジネスホテルを利用することをおすすめします。
ビジネスホテルにはもちろん仕事関係で宿泊している方が多いので静かですし、近年はそれ以外の目的での利用も増えており、疎外感を感じることもありません。
お風呂に浸かってしっかりと旅の疲れを癒したいという方は、お部屋のお風呂の形状もチェックしておきましょう。
ビジネスホテルでは3点ユニットバスを採用しているところが多いです。
家族旅行のホテル・旅館の選び方
家族旅行をする際は、まず同行者に幼い子どもや高齢の方がいないかどうかを確認しましょう。
幼い子どもがいる場合は、多少うるさくしても良いように家族向けのホテルや旅館を選びましょう。
まだ立つことのできない赤ちゃんを連れていく場合は、洋室よりも和室のほうが何かと便利です。
高齢者の方と一緒に旅行に行く場合は、そのホテルや旅館がバリアフリーに対応しているかをチェックしましょう。
車いすが必要な方は、ホテルのエントランスからお部屋の中まで段差がないかどうかも確認しましょう。
上記の事柄はホームページなどに掲載されていることがほとんどです。
予約を入れる前にホームページをある程度見ておくことをおすすめします。
友人との旅行の際のホテル・旅館の選び方
友人との旅行では、特に旅行の目的が多様化してくるだろうと思います。
卒業旅行のようにワイワイとにぎやかに過ごしたい、趣味が合う友人たちとひたすら観光を楽しみたい、長く一緒にいる気心の知れた友人とゆっくり過ごしたいなど、さまざまな要望があるでしょう。
旅行の計画を立てる際に、この旅行ではどんなことをしたいのかということを、友人たちと齟齬の内容に確認してから宿泊先を決めていきましょう。
せっかくの旅行ですから、すれ違いの内容に意識のすり合わせを行うことが大切です。
まとめ
目的に応じたホテルや旅館の選び方について解説しました。
素敵なホテルや旅館に泊まって、楽しい思い出をたくさん作りましょう!