友人や家族と旅行をするのも楽しいですが、自由気ままなひとり旅に憧れる人は多いのではないでしょうか。
ひとり旅には行動制限がないという大きなメリットがありますが、同伴者がいない分さまざまなトラブルが発生することがあります。
本記事では、ひとり旅でトラブルに遭わないようにするため、気を付けておきたいことについて解説していきます。
自由だが危険もあるひとり旅
新型コロナウイルスの感染拡大により三密の回避が推奨されたことで、ひとり旅を検討してみたという人もいるのではないでしょうか。
密集や密接を避けられることはもちろん、ひとり旅の最大の魅力は、他人に気を使うことなく自分の好きなところへ行き、自分の好きなものを食べられるという点にあります。
自由気ままなひとり旅は、一方で旅行中の一切の責任を自分で負わなければならなくなります。
ホテルや航空券の手配はもちろんのこと、行き先やそこへたどり着くまでの経路の下調べなどもすべて一人で行わなければなりません。
旅程を組むことは旅行の醍醐味であると言えるかもしれませんが、複数人で行うときには誰かが見落としに気づいても、ひとりではなかなか気づくことができないこともあります。
ひととおり旅程を組み終わった後、頭の中で旅行がスムーズにいくかどうかシュミレーションしてみると良いでしょう。
行き当たりばったりで一期一会の出会いを求める旅も素敵ですが、ひとり旅が初めてだという方やあまり慣れていないという方は、事前にある程度まわる場所やスケジュールを組んでおいた方が安心です。
また、忘れ物がないように荷物の確認もしっかりとしておきましょう。
財布やスマートフォン、切符、航空券などは必須です。
財布には念のため、ある程度まとまった額の現金とクレジットカードの両方を入れておくと安心です。
ひとり旅は準備も大変ですが、旅行当日も集団で行動する場合に比べてさまざまなトラブルに巻き込まれやすくなります。
ひとり旅にはどのような危険があるのかを知り、安全に旅行を楽しむことができるように抑えるべきポイントはしっかりと抑えておきましょう。
ひとり旅をするうえで気を付けておきたいポイント
現地情報を事前にリサーチしておく
旅行を計画した段階で、現地の情報をできる限り調べておくようにしましょう。
特に治安情報は重要です。
治安が悪いエリアへの立ち入りは控えるほか、宿泊先も安全が確保できるところを選びましょう。
公共交通機関なども事前に把握しておくことをおすすめします。
必要なものがそろっているか確認する
財布や、スマートフォン、航空券、パスポートなど、必要なものがそろっているか注意深く確認しましょう。
常備薬を用意しておく
意外と忘れやすいのが常備薬です。
ほかにも、現地での調達が困難であり、ないと困ると思われるようなものはしっかりとカバンに詰めておきましょう。
貴重品の管理には特に気を配る
旅行中の貴重品の管理はきっちりとしておきましょう。
ひとり旅の旅行客は団体で行動している旅行客に比べてスリなどの被害に遭いやすくなります。
体調管理はしっかりと
ひとりで行動する最大のリスクが、自分の体調の変化に気づきにくいところです。
熱中症や脱水症状には常に気を配り、無理のない範囲で旅行を楽しみましょう。
ひとり旅でやってはいけないこと
席取りのために荷物を放置する
飲食店などの座席を確保するために荷物を放置しておくことは絶対にしてはいけません。
席取りにはハンカチやティッシュなど、最悪無くなってしまっても構わないようなものを使いましょう。
SNSにリアルタイムで投稿する
旅の様子をSNSにリアルタイムで投稿することもやめておきましょう。
悪意のある人に現在地を特定されてしまうかもしれません。
夜間に出歩く
夜間のひとり歩きも大変危険です。
観光や周辺散策はなるべく日中に済ませて、夜はホテルや旅館のお部屋でゆっくりと過ごしましょう。
海外でのひとり旅
パスポートは肌身離さず持っておく
パスポートなど、大切なものは盗まれたり置き忘れたりしないように肌身離さず持っておきましょう。
また、ハンドバッグなどの体から離れるようなカバンはスリに遭いやすいと言われています。
荷物の様子が自分の視界に入り、体に密着するようなカバンが望ましいです。
声をかけられても愛想笑いで返さない
街角で声をかけられたときに、愛想笑いで返すと余計にしつこくからまれてしまいます。
日本語でも英語でも構わないので、きちんと拒絶の態度を示すことが重要です。
スマートフォン・カメラ・地図に気を取られない
目的地までの行き方を調べるためにスマートフォンや地図に集中しすぎたり、カメラで写真を撮ることに夢中になったりするなど、明らかに観光客とわかるような振る舞いは控えるようにしましょう。
道は事前に調べておくことが理想です。
まとめ
ひとり旅で気を付けておきたいことについて解説しました。
危険なこともたくさんありますが、ポイントを押さえて楽しい旅にしましょう!