海と山に囲まれた四国の玄関口!徳島県の定番観光スポット

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海と山に囲まれた四国の玄関口 徳島県の定番観光スポット

四国東部に位置する徳島県。
県土のおよそ3分の1を山地が占め、三方を海に囲まれた自然豊かな場所です。

世界三大潮流のひとつでもある「鳴門の渦潮」や、つい最近ジオパークに指定された「大歩危」、西日本で2番目に標高が高い「剣山」など、注目の観光スポットがたくさんあります。

鳴門鯛、かぼす、鳴門金時など、食も充実。

鳴門大橋を通じて兵庫県の淡路島と繋がっており、四国の玄関口としての役割も担っています。
大阪や神戸からは日帰り旅行も楽しめる好立地です。

本記事では、徳島県の定番観光スポットについてご紹介していきたいと思います。

関西からのアクセスも抜群な人気の観光地

瀬戸内海、紀伊水道、太平洋の3つの海に囲まれ、吉野川や那賀川の豊かな水源、剣山系や祖谷山の自然に恵まれた徳島県。

四国地方の東部に位置し、明石海峡大橋で淡路島と繋がっていることから、京阪神からのアクセスも抜群。
高速道路、フェリー、飛行機とさまざまな交通手段がありますが、現地での移動は車が便利です。
自家用車やレンタカーでのんびりと旅行を楽しむのはもちろん、各旅行会社からバスツアーもたくさん販売されています。

神戸や大阪から日帰りで気軽に訪れる場所にありながら大自然を満喫できるとあって、毎年多くの人々が訪れる人気の観光地です。
ここでは徳島県を、東部エリア、南部エリア、西部エリアの3つに分けて見ていきたいと思います。

東部エリア

まずは県庁所在地である徳島市を含む東部エリアから。

鳴門大橋で淡路島と結ばれている鳴門市には、渦潮を目当てに多くの観光客が訪れます。
イタリアのメッシーナ海峡、カナダのセイモア海峡とともに世界三大潮流に数えられている「鳴門の渦潮」は観潮船に乗って観るのがおすすめ。
渦のかなり近くまで寄ってくれるので、その迫力を直に感じることができます。
潮の満ち引きなどによっても渦の大きさや数が異なるので、渦潮ができやすい満潮時や干潮時をあらかじめ調べておくと良いでしょう。

西洋美術を中心に、世界の名画のレプリカを展示している「大塚美術館」も鳴門の定番観光スポット。
精巧なレプリカが約1000点も展示されており、複製とはいえこれほどの量の名画を一度に見ることができる施設もそうありません。
展示室は地下3階から地上2階までの5階分あり、古代から現代まで順序立てて展示されているという構成も含めてかなり見ごたえがあります。

夏になると徳島県では、「踊る阿呆に見る阿呆 同じ阿呆なら踊らにゃ損々」のフレーズで有名な「阿波踊り」が各地で行われています。
なかでも毎年8月12~15日に徳島市で行われる「阿波踊り」は県内最大級のイベントで、100万人もの人々が訪れるそうです。

南部エリア

ウミガメの産卵で知られる美波町を含む南部エリア。

「大浜海岸」には世界的にも珍しいウミガメ専門の博物館である「日和佐うみがめ博物館カレッタ」があります。
さまざまな種類のウミガメが展示されており、時期を問わずウミガメを見ることができます。
なお、リニューアル工事のため2025年の夏ごろまでは休館しているとのことです。

四国の最東端に位置する「蒲生田岬(かもだみさき)」は、荒々しい岩礁とその向こうに続く青い海のコントラストが美しい人気の観光スポット。
特に灯台からの眺めは絶景で、天気が良ければ鳴門大橋や淡路島、紀伊半島まで見渡せます。
近年は「恋する灯台」とも呼ばれ、新たなパワースポットにもなっているそうです。

帰りはぜひ「かもだ岬温泉保養センター」で汗を流してさっぱりしてから海岸ドライブを満喫してください。

波の穏やかな「竹ヶ島海域公園」ではマリンスポーツが盛ん。
特にシーカヤックは初心者でも挑戦しやすい人気のアクティビティです。

西部エリア

さいごは祖谷山系を中心に美しい自然が広がる西部エリア。

江戸時代の雰囲気が残る「うだつの町並み」には、毎年多くの観光客が訪れます。
「うだつ」とは、火災の際に隣家への燃え移りを防ぐための防火壁のようなものです。
設置するにはかなりの費用が掛かるので、「うだつ」が掲げられた家はかなり裕福であることがひと目でわかります。

「うだつの町並み」こと脇町は、江戸時代に特産の阿波藍の集積地として栄えた地域。
現在も江戸時代に建てられた大商人の家が残されており、一部の家屋は内部の見学も可能です。
近年は古民家を改装したレトロな雑貨店やカフェも人気を集めています。

この地域ではすだちやブルーベリーの生産が盛んで、それらを使用したスイーツやドリンクは見た目も味もとても素敵です。

2024年10月にジオパークに登録されたばかりの「三好ジオパーク」は、三好市と東みよし市を中心とした自然豊かなエリア。

吉野川の激しい流れによって生まれた「大歩危・小歩危」、カズラと呼ばれる植物で編み込まれた「祖谷のかずら橋」、2000メートル近い高さを誇る「剣山」など、県を代表する景勝地が内包されており、今後観光客の増大が期待されています。

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