美しい自然とレトロな街並みが魅力的!小豆島の定番観光スポット

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美しい自然とレトロな街並みが魅力的 小豆島の定番観光スポット

映画やCMのロケ地としても有名な小豆島。
瀬戸内海に浮かぶ比較的大きな島で、人口は2万8000人ほど。
穏やかな気候に恵まれ、晴れの日が多い観光に最適な島です。

美しい自然に囲まれた明光風靡な観光地で、最近は写真映えスポットとしても注目を集めています。
歴史や文化を感じられる観光スポットもあり、幅広い世代で観光を楽しめる人気の観光地です。

本記事では、小豆島の定番観光スポットについてご紹介していきたいと思います。

さまざまな魅力を持つ小豆島

記録のなかに小豆島が登場する最古のものであると思われるのは「古事記」。
小豆島は日本神話においては10番目に生まれた島で、「大野手比売(おおぬでひめ)」の別名が記されています。

日本書紀には「…阿波旋辞摩(あわじしま)・弥二(いやふた)並び阿豆枳辞摩(あずきじま)…」との記述があり、現在のように「小豆島」と呼ばれるようになったのは鎌倉時代ごろのことです。

温暖な瀬戸内海性気候に恵まれた小豆島は、海辺の景観はもちろん、山の景勝地や歴史・文化に関連した観光スポット、おしゃれな写真が撮れるフォトスポットまで、さまざまな魅力ある観光地が揃った島。

ここでは小豆島を、海の自然、山の自然、歴史・文化、フォトスポットの4つのテーマに分けて小豆島の魅力に迫っていきたいと思います。

小豆島の自然(海編)

まずは小豆島のなかでも海の景色を楽しめる観光スポットからご紹介していきたいと思います。

「大切な人と手を繋いで渡ると結ばれる」というジンクスがある「エンジェルロード」はカップルに人気の場所。
干潮時にのみ海から姿を現す砂の道で、その景観もとても美しく、一見の価値があります。
弁天島、中余島、小余島、大余島の4つの島を結ぶ道なのですが、小余島より先は私有地のため立ち入れません。

近くにはスペインから1万キロメートルもの長い距離を旅してきた「樹齢千年のオリーヴ大樹」があります。

「重岩」は名前の通り絶妙なバランスで巨石が重なっているどこか神秘的な自然の力を感じる観光スポット。
夕日がきれいに見える高台になっているので、絶好のフォトスポットでもあります。

また、小豆島と言えばオリーブ。
島内最大の海水浴場である「オリーブビーチ」は夏になると多くの観光客でごった返します。
バーベキューやキャンプは禁止されていますが、穏やかな瀬戸内海を眺めながら散歩したりマリンスポーツを楽しんだりするには最適な場所です。

小豆島の自然(山編)

続いては山や農村ののどかな自然が楽しめる観光スポット。

日本三大渓谷美のひとつにも数えられる「寒霞渓(かんかけい)」は島を代表する景勝地。
秋の紅葉のシーズンはもちろん、年間を通して四季の移ろいを楽しめます。

島唯一の高原である「美しの原高原」も四季の移ろいが美しい場所。
高原内にある「四方指展望台」はその名の通り四方を見渡すことができる展望台で、海や底に沈む夕日を見下ろすことができます。

日本の原風景が広がる「中山千枚田」も、どこか懐かしさを感じる、自然に癒されるおすすめの観光スポットです。

小豆島の歴史・文化スポット

つぎは歴史や文化を感じられる観光スポットを見ていきましょう。

小豆島は醤油の醸造に関して長い歴史を持つ島。
醤油蔵や佃煮工場が並ぶ「醤の郷(ひしおのさと)」は、お土産選びやしょうゆソフトなどのグルメはもちろん、歴史的な街並みも魅力的です。

土庄町の中心部に位置する「迷路のまち」は海賊から民衆を守るため、700年ほど前に造られた複雑に道が入り組むまち。
レトロな街並みは写真撮影にもおすすめ。
地図を片手に探検しながら、食堂や和菓子屋さんなどを覗いてみても楽しいですよ。

急峻な山の山頂にそびえる「星ケ城跡」は、石を積み上げた痕跡などが残る城郭遺跡。
800メートルほどの山を登るので、道中の自然や山頂の眺望も素晴らしいです。
本格的な登山グッズなどは必要ありませんが、山道を歩くので動きやすい服装で登山を楽しんでください。

小豆島のフォトスポット

さいごは小豆島のフォトスポット。
小豆島はどこを切り取っても絵になる美しい島ですが、ここでは特に写真を撮ってSNSにアップしたくなるような観光スポットをご紹介していきたいと思います。

壺井栄の名作を映画化した「二十四の瞳」のセットを再現した「二十四の瞳映画村」は島を代表する観光スポット。
大正時代から昭和初期ごろまでの建物が再現されており、壺井栄文学館もあります。

実写版の「魔女の宅急便」のセットを活用した雑貨店がある「道の駅 小豆島オリーブ園」も芝生と海と建物のコントラストが映えるフォトスポットです。

まとめ

小豆島の定番観光スポットについてご紹介しました。

美しい自然とレトロな景観が魅力の小豆島。
「小豆島オリーブバス」やレンタサイクルをうまく活用すれば、車がなくとも観光を楽しめますので、旅行前に交通手段を調べて計画を練っておくとスムーズな旅になりますよ。

日本の地中海とも呼ばれる瀬戸内海を代表する小豆島で、素敵な旅の思い出を作りましょう!

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