自然豊かなおんせん県!大分県の定番観光スポット

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自然豊かなおんせん県 大分県の定番観光スポット

九州の北東部に位置する大分県。
福岡県、熊本県、宮崎県と接しており、栄養豊富な漁場である豊後水道に面しています。

「別府温泉」や「湯布院温泉」を抱える全国屈指の「おんせん県」であり、海、山、川の自然が豊かな癒し満載の地域です。

本記事では、大分県の定番観光スポットについてご紹介していきたいと思います。

海や山の地形に育まれた独特な文化とグルメ

くじゅう山系や祖母・傾山(かたむきやま)系といった険しい山々が連なり、豊かな漁場であり、県内の都市が集まる豊後水道に面した大分県。
海、山、川の自然が豊かで、変化に富んだ地形は独自の文化を形成させました。

大分県はグルメも充実。
とり天やから揚げといった鶏肉料理、カボス、海の幸など、さまざまな美味しいものにあふれています。

また、大分県では全国的に有名な二階堂酒造をはじめ、焼酎造りが盛ん。

まさに、温泉、自然、グルメが充実した観光にうってつけの県です。
ここでは大分県を、大分・佐伯エリア、くじゅう・竹田エリア、日田・耶馬渓エリア、湯布院・別府エリア、宇佐・中津エリアの5つに分けて見ていきたいと思います。

大分・佐伯エリア

まずは県庁所在地である大分市を含む大分・佐伯(さいき)エリア。

田ノ浦ビーチ付近にある大分市内の定番観光スポットと言えば「大分マリーンパレス水族館『うみたまご』」。
別府湾に溶け込むような「タッチプール」と呼ばれる水槽と日本で初めて人工照明下での繁殖に成功したサンゴを展示した「サンゴ大水槽」の展示や、イルカショー、スタッフによる餌付けなど、幅広い世代が楽しめるコンテンツやイベントが充実しています。

「上野丘子どものもり公園」は大分駅からのアクセスも抜群の総合公園。
子どもに人気の大型遊具や広場があるだけでなく、敷地内には美術館も併設されており、郷土ゆかりの作家を中心に幅広い展示が行われています。

市の中心部にはアトリウムやカフェも併設された「大分県立美術館OPAM」も。
世界的建築家である坂茂氏が設計した建物が印象的です。

1400頭もの野生の猿が暮らす「国立公園高崎山自然動物園」も親子連れに人気があります。

南部の戸次町や「臼杵石仏」で有名な臼杵は歴史的な街並みが広がり、ゆったりとした散策にぴったりです。

くじゅう・竹田エリア

山々の自然が美しいくじゅう・竹田エリア。

「阿蘇くじゅう国立公園」内にある「長者原」は山と空のコントラストが美しい場所で、くじゅう観光の定番です。
周辺を車で走るとすがすがしい気分になれます。

日本一の高さを誇る歩行者専用のつり橋である「九重“夢”大吊橋」は眼下に絶景が広がる定番観光スポット。

「裏見の滝」とも呼ばれる「慈恩の滝」や、「東洋のナイアガラ」との異名を持つ「原尻の滝」も絶景スポットです。

城下町の風情を残した竹田のまち並みも散策にぴったりな場所。
竹田の城下町からほど近い「長湯温泉」は珍しい炭酸泉が湧いている温泉です。

日田・耶馬渓エリア

豊かな自然とレトロな街並みが広がる日田・耶馬渓エリア。

古い商家のまち並みが残る日田市。
特に豆田町はまるでタイムスリップしたかのような風情ある街並みが広がっています。

玖珠川沿いにある「天ヶ瀬温泉」は露天風呂が名物。

紅葉の名所である「耶馬渓」や、メサと呼ばれる台地の山々が連なる玖珠盆地の中でも代表的なメサである「伐株山」も人気の景勝地です。

湯布院・別府エリア

歓楽街などの開発があまり進まなかった「湯布院温泉」はゆったりと心身を休めることができる温泉地。

阿蘇くじゅう国立公園内にある「由布岳」の山頂からは、湯布院温泉を一望することができます。

湖にそびえる鳥居が早朝には霧に囲まれて幻想的な風景を造り出す「金鱗湖」は散策にもおすすめの絶景スポット。

「やまなみハイウェイ」でのドライブや展望台などもあるので登山も人気です。
自分の影が霧や雲に写り、カラフルな光の輪が見える「ブロッケン現象」も見られます。

「別府地獄めぐり」で有名な「別府温泉」も県内屈指の定番観光スポット。

ポピュラーな温泉はいくつかありますが、市営の「竹瓦温泉」もおすすめ。
レトロな佇まいが印象的で、砂湯も体験できます。
温泉付近にはとり天発祥のレストランもあるので、ぜひ訪れてみてください。

「湯布院温泉」と「別府温泉」の間に位置する城島高原は、ホテル、ゴルフ場、遊園地が併設されている総合型リゾート。
特に「城島高原パーク」では、日本初の木造ジェットコースターに乗ることができます。
もちろん小さなお子さんが楽しめるようなアトラクションも充実しており、幅広い世代で遊びに行ける遊園地です。

宇佐・中津エリア

さいごはから揚げが有名な宇佐・中津エリア。

周防灘に突き出た国東半島は六郷満山と呼ばれる神仏習合の文化が栄えた場所です。
全国に4万社以上ある八幡社の総本宮で、1300年近い歴史を持つ「宇佐神宮」は、皇室を揺るがしかねなかった「宇佐八幡宮神託事件」の舞台にもなった場所。

応神天皇、比売大神(ひめおおかみ)、神功皇后が祀られている六郷満山の信仰の中心であり、現在は夫婦円満にご利益のあるパワースポットとしても知られています。

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