沖縄観光の拠点となる那覇空港があり、政治・経済・観光の中心でもある那覇市。
沖縄県にはさまざまな魅力があり、素敵な観光スポットもたくさんありますが、那覇市はそのなかでも特にバランスよく観光スポットが揃っています。
さまざまな角度から「沖縄らしさ」を感じられる県内でも人気のエリアです。
本記事では、那覇市の定番観光スポットについてご紹介していきたいと思います。
さまざまな観光が楽しめる沖縄県の中心地
バラエティ豊かな観光スポットが揃う那覇市。
別の目的地に向かうために立ち寄るという方や、初めて沖縄に訪れたという方でも、それぞれのスケジュールに応じて気軽に観光しやすいまちです。
沖縄の歴史や文化、食、海、ショッピングなど、さまざまな観光スポットが集結する那覇市は、一度は訪れてみたいもの。
ここからは、ジャンルごとに那覇市の定番観光スポットをご紹介しつつ、その魅力に迫っていきます。
那覇の自然
まずは、那覇の自然を堪能できる観光スポットから見ていきましょう。
沖縄と言えば、白い砂浜と透明度の高い青い海が広がる景観を想像する方も多いのではないでしょうか。
那覇市内で唯一泳ぐことができる「波の上ビーチ」は、アクセスが非常に良く、コインロッカー、更衣室、シャワー、トイレが完備された海水浴場。
「沖縄と言えば海！」というイメージ通りの美しいビーチが広がります。
近くにある「波上宮」にもぜひお参りしてみてください。
東洋で最も美しい鍾乳洞であるとも言われている「玉泉洞」。
鍾乳洞の中はひんやりとしているイメージがありますが、ここは年間を通して21度ほどの気温で湿度も高めです。
そのことを活かして、古酒（クース）の甕の貯蔵場所としても利用されています。
国内最大級の規模を誇り、自然の神秘と美しさに触れられる人気の観光スポットです。
首里城の南にある「首里金城町の大アカギ」。
大アカギは沖縄や熱帯アジア、ポリネシア、オーストラリアなどではよく見かけますが、本州ではあまり見かけない種類の樹木。
人里で大アカギの大木群が見られるのはここだけなのだそう。
樹齢200年以上の木が6本生えており、「内金城御嶽（ウチカナグスクノウタキ）」と呼ばれる聖域のひとつになっています。
歴史・文化を感じられる観光スポット
沖縄観光の定番である「首里城」。
琉球王族が代々暮らしたグスクで、王国の政治・経済・文化の中心であった華やかな場所です。
2019年の火災によって正殿は焼失してしまいましたが、石垣、門、櫓などは見学することができます。
沖縄の歴史・文化を感じられる代表的な観光スポットです。
城の東側にある「龍潭（りゅうたん）」という池は尚巴志によって造られたもの。
中国王朝からの使節をもてなす重陽の節句の際には、池を舟に浮かべる催しが行われました。
琉球王族の別邸がある「識名園」は、日本庭園の特徴である回遊式庭園を取り入れつつも、六角堂など中国風の建物もある庭園。
中国や日本など、交易によって異国の文化を柔軟に吸収して発展させた琉球時代の歴史を感じさせます。
石畳と石垣が続く「首里金城町石畳道」は、戦火を潜り抜けて今も伝統的な沖縄の姿を見ることができる貴重な坂道。
急な傾斜が続く道ですが、高台になっているのでとても見晴らしが良いです。
古代から琉球王朝時代、戦中戦後まで、沖縄の歴史・文化やそれによって生み出された美術品の展示が行われている「沖縄県立博物館・美術館」もおすすめの観光スポット。
ショッピング・フォトスポット
さいごに、那覇市内のおすすめショッピングスポットとフォトスポットを見ていきたいと思います。
まずは県内随一の繁華街である「国際通り」。
ショッピング、食事、お酒など、沖縄のさまざまな魅力が一度に楽しめます。
周辺には宿泊施設も多いので、ホテル探しで困ったらこのあたりにしておくと便利ですよ。
通りの中でも中心部に位置する「那覇市ぶんかテンブス館」では、沖縄の特産品が購入できるほか、琉球文化を気軽に体験することができます。
「国際通り」から一本入った「浮島通り」も、レトロな街並みが若い世代からも人気を集めている観光スポットです。
沖縄らしい食材がそろう「第一牧志公設市場」も人気のショッピングスポット。
南国の色鮮やかな魚や、耳や顔といった豚の珍しい部位も売られています。
出来立ての沖縄グルメを堪能できるお店もあるのでぜひチェックしてみてください。
那覇空港の近くにある「ウミカジテラス」は、商業施設でありながらSNS映えすると話題のフォトスポット。
まぶしい太陽の光と潮風に映えるモニュメントや壁の装飾・絵、プロジェクションマッピングなどの設備や仕掛けがあり、女子旅やカップル旅行などで特におすすめです。
アウトレットモールの「あしびなー」もお土産物がそろう観光客に人気の商業施設です。
那覇観光の思い出作りに、ぜひショッピングや写真撮影も楽しんでください。