瀬戸内海の豊かな自然とアートが楽しめる!香川県の定番観光スポット

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瀬戸内海の豊かな自然とアートが楽しめる 香川県の定番観光スポット

瀬戸内海に面し、自然豊かな香川県。

近年は現代アートでも注目されています。
歴史や文化を感じられる観光スポットから離島の美しい自然まで、魅力にあふれた県です。

本記事では、香川県の定番観光スポットについてご紹介していきたいと思います。

アクセスも抜群のうどん県

香川県と言えば讃岐うどんを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
「うどん県」とも呼ばれる香川県は讃岐うどんのイメージが強いですが、うどんに負けないくらいの魅力ある観光スポットがたくさんあります。

瀬戸大橋で本州の岡山県と結ばれており、電車や車で行き来が可能です。
また、神戸港からはフェリーも出ており、快適な船旅も楽しめます。

高松空港は国際線も通っており、香川県は海外からも多くの人が訪れる人気の観光地です。

ここでは香川県を、高松市周辺エリア、東部エリア、中部エリア、西部エリア、小豆島の5つに分けて見ていきたいと思います。

高松市周辺エリア

まずは県庁所在地がある高松市を中心とした高松市周辺エリアから。
四国第二の都市で、国の機関や企業の本社、支社など、四国の中枢都市として機能しているエリアです。

かつて高松松平家が治めた「高松城」は、現在は「玉藻公園」の名称で市民に親しまれています。
瀬戸内海から海水が引かれた水城で、日本三大水城に数えられる名城です。

松平家が造営した「栗林(りつりん)公園」は、「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」にも掲載された名勝。
国内の庭園のなかでもかなり広大な敷地面積を誇り、「一歩一景」と言われる通り、歩くごとに違った表情を見せる場所となっています。

源平合戦の「屋島の戦い」の舞台になった屋島は、その美しい瀬戸内海の景色から数々の映画のロケ地になったことでも知られています。
那須与一にまつわる逸話がある「祈り岩」や平家が船を隠した「舟隠し」などの源平合戦ゆかりの地や、世界的にも珍しい山頂の水族館である「新屋島水族館」など、幅広い世代で楽しめる人気の観光スポットです。

東部エリア

海辺の自然が美しい東部エリア。

「津田の松原(琴林公園)」は、まさに白砂青松の景勝地。
江戸時代につくられた防砂林がもとになっていると言われており、約1キロメートルに渡って松林が続いています。

周辺の「日本ドルフィンセンター」は幅広い世代でイルカとの触れ合いが楽しめる家族連れにおすすめの観光スポットです。

中部エリア

瀬戸大橋で岡山県と結ばれている中部エリア。
鉄道・道路併用の世界最大規模を誇る瀬戸大橋は島々と海のコントラストが美しい写真スポットでもあります。

橋のたもとにある「瀬戸大橋記念公園」は橋の仕組みや歴史を学ぶことができるようになっており、展望台やイベント施設も備えた家族で楽しめる海浜公園です。

「こんぴらさん」の名称で親しまれている「金刀比羅宮(ことひらぐう)」は、県を代表する観光スポット。
大物主神と崇徳天皇をお祀りする由緒ある神社です。

江戸時代中期ごろから全国的になった金毘羅信仰は門前町の発展にも繋がりました。
現存する日本最古の芝居小屋である「旧金毘羅大芝居(金丸座)」は、門前町の繁栄に伴って常設されるようになった歌舞伎の芝居小屋。
毎年行われる「四国こんぴら歌舞伎大芝居」は四国の春の風物詩となっています。

石垣建築の円熟期に築城された「丸亀城」は石垣の高さと反りが魅力。
全国に12しかない天守閣が現存するお城で、本丸からは瀬戸内海が望めます。

手軽にハイキングが楽しめる「飯野山(讃岐富士)」や広大な芝生公園がある「国営讃岐まんのう公園」など、山の自然を楽しむことができる観光スポットも充実しているエリアです。

西部エリア

海と山の自然が楽しめる西部エリア。

ボリビアのウユニ塩湖のような鏡張りの水面が有名な「父母が浜」は「天空の鏡」とも呼ばれる絶好の写真映えスポット。
夕暮れ時は波も穏やかで、特にきれいな写真が撮れます。

ヨーロッパのお城のような堅牢な佇まいの「豊稔池堰堤(アーチダム)」は、昭和初期の技術の粋を結晶して造られた農業用ダム。
特に夏の時期に不定期に行われる「ユルヌキ」と呼ばれる放水は見ごたえがあり、多くの観光客が訪れます。

また、離島の粟島はかつて北前船の寄港地として栄えた島。
浦島伝説に登場する亀を祀った「亀戎(かめえびす)神社」や無形民俗文化財の「粟島ももて祭」など、古い伝承や島独自の文化が楽しめる観光スポットです。

展望台から見下ろす瀬戸内海の景色や、海員学校の施設をそのまま利用した「粟島海洋記念公園」の記念館など、写真スポットもたくさんあります。

小豆島

さいごはオリーブの生産などで有名な小豆島。

2000本のオリーブに囲まれた「道の駅 小豆島オリーブ公園」は実写版「魔女の宅急便」のセットで使用した雑貨店があることでも有名。

壺井栄の名作を映画化した「二十四の瞳」のセットを改築した「二十四の瞳映画村」は、レトロでおしゃれな写真スポット。
壁画アートやブックカフェも話題になっています。

干潮時に海の中から現れる「エンジェルロード」も人気の観光スポット。
大切な人と手を繋いで渡ると願いが叶うというジンクスがあるそうです。

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