大都会から文化遺産・大自然まで!兵庫県の定番観光スポット

国内旅行情報

大都会から文化遺産・大自然まで 兵庫県の定番観光スポット

関西の三大都市のひとつ・神戸を抱える兵庫県。
都会としての側面だけでなく、歴史遺産や雄大な自然を堪能できる観光スポットが非常に多いことでも知られています。

日本海と瀬戸内海に挟まれ、県中央部には中国山地がはしっていることから、地域によって非常に個性が強く、さまざまな目的で毎年多くの観光客が訪れる魅力ある県です。

本記事では、兵庫県の定番観光スポットについてご紹介していきたいと思います。

個性豊かな兵庫五国

兵庫県は、地形的にも地域による差が大きいですが、歴史・文化・風土の側面から見ても非常に個性豊かです。

旧国名で言うと5つの国に分かれていた兵庫県は、それぞれ違った歴史を歩んできました。
史跡や遺跡が多く残る兵庫県では、その地域が辿ってきた歴史を深く知ることができる観光スポットが多く存在します。
都市観光から自然散策、史跡探訪と、兵庫県は幅広い観光需要を抑えた県なのです。

ここでは兵庫県を旧国名に従って、摂津エリア、播磨エリア、但馬エリア、丹波エリア、淡路エリアの5つのエリアに分けて見ていきたいと思います。

摂津エリア

まずは県屈指の都市部である摂津エリアから。
いわゆる阪神地区と呼ばれるエリアで、神戸市を中心に兵庫県の経済を支えています。

神戸市は海と山から構成されているまち。
開国以降、異国の文化を許容しつつ港湾都市として発達してきました。

「旧居留地」や「北野異人館」などのレトロな建造物、「神戸ポートタワー」など、異国情緒漂う洗練されたまち並みが、若い女性にも人気のエリアです。

「元町中華街」での食べ歩きも神戸観光の定番。

神戸市北区にある「有馬温泉」には、ぜひ一度行ってみたいという方も多いのではないでしょうか。

大阪と神戸に挟まれている地域は、ベッドタウンや工業地帯のイメージが強いですが、「灘五郷」の酒蔵巡りや、「宝塚大劇場」、「手塚治虫博物館」、「伊丹スカイパーク」など、界隈のファンにはたまらない観光スポットが数多くあるエリアです。

播磨エリア

「白鷺城」の別名で知られる白亜の城・「姫路城」が有名な播磨エリア。
日本で最初に世界文化遺産に登録された「姫路城」をはじめ、歴史や文化を感じられる観光スポットが数多くあるエリアです。

1000年以上の歴史を持つ「書寫山圓教寺」は、荘厳な木造建築と四季折々の自然が美しいお寺。
ハリウッドの「ラストサムライ」をはじめ、さまざまな映画やドラマのロケ地としても採用されています。

忠臣蔵で有名な赤穂藩士たちが暮らした「赤穂の城下町」や、播磨の小京都とも呼ばれた「辰野の城下町」などを散策するのも良いですね。

姫路市にある「太陽公園」は、中国の兵馬俑やエジプトのピラミッドなど、世界の名建築や遺跡を再現していることで有名。

同市の「姫路セントラルパーク」は、関西では「姫セン」の愛称で親しまれ、最近は自虐的なPRが話題を呼んでいます。
どちらも1日中家族で楽しめるテーマパークです。

但馬エリア

日本海に面した但馬エリア。
海や山に囲まれた自然豊かなエリアで、観光だけでなく海水浴やキャンプ、スキーなど、年間を通してさまざまなアクティビティが楽しめます。

「天空の城」で話題となった竹田城は、現存する山城のなかでもかなり規模の大きい遺構。
日の出や日没の幻想的な風景だけでなく、お城の構造や石垣の壮大さも楽しんでみてくださいね。

但馬の小京都と呼ばれた「出石の城下町」は、人口2000人ほどの小さな城下町でありながら、古くからの建物が数多く残る歴史ロマンあふれるまち。
観光のあとはぜひ名物の「出石皿そば」を堪能してください。

志賀直哉の小説「城崎にて」の舞台にもなった「城崎温泉」は、レトロなまち並みと落ち着いた雰囲気が魅力的な温泉街。
城崎観光の定番「外湯めぐり」のほか、冬場は日本海で獲れた新鮮なカニを堪能するのも旅の魅力のひとつです。

丹波エリア

山々の豊かな自然が広がる丹波エリア。
京都府に隣接しており、古くは街道の要所として戦略的に重要視された場所です。

黒豆、栗、松茸など、農作物の生産も盛んです。

「天空の城」と言えば先ほどご紹介した「竹田城」が有名ですが、丹波エリアの「黒井城」も朝靄が幻想的な風景を作り出すフォトスポットとして有名な山城。
遺構はそれほど残っていませんが、山の地形を目一杯利用した山城特有の工夫が見て取れます。

徳川家康が藤堂高虎に縄張りをさせた「篠山城」は交通の要所を抑えた堅牢な城。
再建された大書院にも注目です。

淡路エリア

さいごは神話の島である淡路エリア。
大阪や神戸からのアクセスが良いことから、関西圏からの小旅行地としての需要が高いエリアです。

神話に登場する神秘の島としても有名で、伊弉諾命・伊弉冉命の国生みの聖地とされる「おのころ神社」や伊弉諾命・伊弉冉命を祀る「伊弉諾神宮」など、国生みの神話にまつわる観光スポットが点在しています。

お泊りは老舗呼吸旅館が建ち並び、関西圏の方はCMでおなじみのホテルがある「洲本温泉」へ。

また、車でお帰りの際は「淡路ハイウェイオアシス」に立ち寄ってお土産選びやお食事を楽しむのが淡路観光の定番になっています。

関連記事

カテゴリー

アーカイブ