にぎやかな九州の玄関口!福岡・博多の定番観光スポット

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にぎやかな九州の玄関口 福岡・博多の定番観光スポット

九州最大の都市・福岡。
空港、道路、鉄道の基点であり、毎年多くの人が観光やビジネスに訪れます。

中でも博多駅や天神といった福岡市内は、県内でも屈指の観光スポット。
新幹線などの乗り換えの合間や、出張の空き時間などにも気軽に観光できる便利な立地が魅力的です。

本記事では、博多を含めた福岡市内の繁華街を中心に定番観光スポットを見ていきたいと思います。

移動も便利なコンパクトシティ・福岡

公共交通機関が発達し、車が無くてもスムーズに移動できることから「コンパクトシティ」とも評される福岡市。
主な繁華街は地下鉄で繋がっており、ラクに素早く移動することができます。

屋台での食べ歩きや駅前でのショッピングはもちろん、美術館・博物館めぐりや史跡めぐりも充実している場所です。

ここでは福岡市内の繁華街を、博多駅エリア、中州エリア、天神エリア、大濠公園エリア、海浜エリアの5つに分けて見ていきたいと思います。

博多駅エリア

まずは福岡の玄関口である博多駅エリアから。

新幹線・在来線・地下鉄の駅が集結し、バスターミナルもある博多駅はまさに九州の心臓部。
大型商業施設やビジネスホテルも充実しており、多くの人々でにぎわいます。

毎年「博多祇園山笠」が行われる「櫛田神社」は、地元の人々からも親しまれている博多の守護神社。
商売繁盛にご利益があるとされています。

大阪、山口と並んで「三大住吉神社」のひとつとされている博多の「住吉神社」にもぜひお参りしてみてください。

博多港のシンボルである「博多ポートタワー」は、内藤多仲氏が設計した「タワー6兄弟」の末っ子。
無料で展望室に入ることができ、市内のまち並みや博多港の様子が一望できます。
「博多ポートタワー」は福岡タワーに比べるとやや空いているので、ふらっと立ち寄ってスムーズに観光できる穴場スポットです。

中州エリア

九州最大の歓楽街である中州エリア。
ネオンがきらめく川沿いには、天神と同様に多くの屋台が立ち並びます。

西中州と呼ばれるエリアは近年おしゃれなレストランが増えており、若い女性にも大人気です。
かつての「商人のまち・博多」と「武家のまち・福岡」を繋ぐ「福博であい橋」も中州の人気観光スポットです。

福岡で最も古い商店街である「川端通り商店街」周辺は、商人のまち・博多を感じることができるレトロな街並みが広がっています。

古き良き博多を体験できる「「博多町家」ふるさと館」や、県を代表する伝統工芸品である「博多織」に関する展示を行っている「博多織ギャラリー」も人気の観光スポットです。

天神エリア

百貨店などの商業施設やオフィスビルなどが建ち並ぶ天神エリア。
地下鉄や福岡の私鉄である西鉄の駅もあり、非常ににぎわっているエリアです。

展示会やイベントなどで「マリンメッセ福岡」や「福岡国際センター」に行くという方も多いのではないでしょうか。

国道202号線の並木道「けやき通り」は、1948年の国体開催に合わせて整備された道路。
100本近いケヤキの木が植えられた通りは、都会に緑と落ち着きを与えてくれます。

福岡藩2代藩主・黒田忠之の産神が祀られている「警固神社」。
この「警固」という地名は古く、「万葉集」や藤原純友の乱などの記録にも見ることができます。

地元と深い関わりを持つ近現代の作家の作品を中心に収蔵している「福岡県立美術館」や、かつて日本生命保険株式会社九州支店として使われていた「福岡市赤煉瓦文化館」など、芸術や文化を感じられる場所も。

また、夜には多くの屋台が立ち並ぶのも天神エリアの魅力。
ホテルやレストランでの夕食も良いですが、せっかくなので天神の屋台を楽しんでみてはいかがでしょうか。

大濠公園エリア

福岡城の外堀を利用した「大濠公園」や「舞鶴公園」などを中心とした大濠公園エリア。
史跡や美術館などもある歴史や文化を感じられる少し落ち着いたエリアです。

福岡藩初代藩主・黒田長政が築いた「福岡城」は、天守こそ残っていないものの、縄張りや石垣などはほとんど残っていると言われている貴重な史跡スポット。
天守台からの見晴らしも最高です。

桜の名所である「光雲(てるも)神社」は、この長政とその父・如水を祀った神社でもあります。

平安時代の外交施設の跡地である「鴻臚館跡展示館」。
福岡以外にも平安京や難波などに作られており、大陸から訪れた使節や商人たちをもてなした館です。
展示では、外交の歴史や交易について詳しく解説されています。

近現代の美術作品から九州にゆかりのある作家の作品、古美術、茶道具、仏教美術まで、幅広い展示が楽しめる「福岡市美術館」。
前川國男氏が設計した建物にも注目です。

海浜エリア

さいごは博多湾に面した海浜エリア。
福岡のシンボル「福岡タワー」やドームもある海辺のエリアです。

国民的漫画「サザエさん」が考案されたことでも知られる百道の海岸は、現在「サザエさん通り」として整備されています。
近くには「福岡タワー」や「シーサイドももち公園」などの観光スポットが充実しています。

福岡県で江戸時代に発見された「金印」や福岡藩主・黒田家ゆかりの品々など、幅広い展示がなされている「福岡市博物館」もこの周辺にあるので、お時間がある際はぜひ立ち寄ってみてください。

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