快適な移動時間にするために!飛行機・新幹線・バスの座席の選び方

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快適な移動時間にするために 飛行機・新幹線・バスの座席の選び方

飛行機、新幹線、高速バスなど、旅行で長距離移動する際は座席指定の乗り物に乗ることも多いかと思います。

どこに座るのが最も快適なのだろうかと迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
窓から見える景色、乗り物酔い、子ども連れ、友人との位置関係など、座席選びの優先順位は人それぞれです。

本記事では、旅行で使う乗り物のなかでも、飛行機、新幹線、バスの座席の選び方について見ていきたいと思います。

座席を選ぶ際のポイント

長距離の移動を伴う旅行では、乗り物に乗っている時間も旅の大部分を占めることがあります。
自由席や当日券などの場合はなかなか自分で座席を選ぶことはできませんが、指定できる場合はなるべく快適に過ごすことができる席を選びたいですよね。

どの乗り物にも共通して言えるのが、窓側に座るのか、通路側に座るのかということではないでしょうか。

窓から見える景色を楽しむのならば、もちろん窓側が最適です。
空を飛び立つ飛行機から見下ろすまち並み、新幹線で走り抜ける風景、バスで駆け抜ける爽快な景色は、これからの旅への期待感を高めます。

乗り物の中では退屈してしまいがちな子どもたちも、窓から見える景色にわくわくしてくれるはず。
乗り物酔いをしやすいという方は、窓の外の景色を眺めておくと気が紛れて酔いづらいと言われています。
壁にもたれながら寝ることも可能です。

ですが、お手洗いなどで席を立つことが多い方は、スムーズに離席できるように通路側が良いでしょう。
通路側は片側が空いているので、若干スペースが広くなり、身体も伸ばしやすくなるというメリットもあります。

また、座席選びは同行者との関係も大切です。
誰と隣り合うのか、誰と向き合うのか、子どもはどこに乗せて保護者はどこに乗ると動きやすいのか、足や腰が悪い人はいないかなど、それぞれの状況に応じて快適に過ごすことができる座席を選びましょう。

ここからは、飛行機、新幹線、バスのそれぞれの場合の座席の選び方について見ていきたいと思います。

飛行機の座席

まずは、飛行機の座席から見ていきましょう。

飛行機の場合は、前方に乗るのか後方に乗るのかについても乗り心地が変わってきます。

前方の座席は、比較的エンジン音が静かで、揺れも少ないのが特徴です。
飛行機は先頭部分に出入り口が設けられているので、スムーズに乗り降りできます。

後方の座席は、比較的空いており、翼の後側に当たるので景色が綺麗に見えるのが特徴です。
機内のお手洗いは最後部にあることが多いので、お手洗いに何度も立ってしまいそうな場合は後方の座席が便利です。

また、飛行機は「主翼前方4分の1あたり」の真ん中付近の席が酔いにくいと言われています。
飛行機で酔いやすい方は揺れやすい後方の尾翼付近は避け、なるべく主翼に近い重心付近に乗ると良いでしょう。

非常口座席にも注意が必要です。
非常口座席は前の座席がないため広々としていますが、満15歳以上であることや、乗務員と十分に意思疎通ができる能力、脱出時に同伴者の介助を必要としないこと、非常時に他の乗客の避難を手伝うことなどが求められます。

新幹線の座席

続いては新幹線の座席について見ていきましょう。

新幹線で最も揺れにくいのはもちろんグリーン車ですが、グリーン車に近い指定席も比較的揺れにくく、乗り物酔いしづらいです。

追加料金なしで座席の後ろのスペースに荷物を置くことができる、車両後方の「特大荷物スペースつき座席」も非常に便利です。
新幹線には頭上の荷物棚など、ある程度大きな荷物も収納できるようになっていますが、大きいキャリーケースなどがある場合は「特大荷物スペースつき座席」を活用すると良いでしょう。

また、東海道新幹線に乗る際に車窓から見える名物と言えば富士山。
東海道新幹線で静岡県を通る際にはぜひとも見ておきたいのですが、せっかく窓際の席を取っても反対側の窓側に座ってしまうと富士山は見えません。

新幹線はUターンするわけではないので、先頭が新大阪方面、後方が東京方面と決まっています。
富士山が見えるのはE列(グリーン車はD列)側の窓で、反対側は海が見えます。
行きも帰りも富士山を楽しむのも良いですし、海と山の両方の景色を堪能するのも良いですね。

バスの座席

さいごはバスの座席について見ていきましょう。

バスの車輪は前方と後方に付いているので、乗り物酔いしやすいという方はちょうど中間あたりの座席が揺れにくくておすすめです。

人の出入りが少なく、お手洗いも近い後方の座席も便利。

運行区間によってはない場合もありますが、夜行バスに多い3列独立型シートを選択できる場合はそちらをおすすめします。
通常の4列シートよりも空間が広くプライバシーも保たれるので、長時間にわたる高速バスの車中も快適に過ごすことができますよ。

まとめ

飛行機、新幹線、バスの座席の選び方について見てきました。

旅行のスタイルや同行者に合わせて、より快適な座席を選びましょう!

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