大型連休が待ち構えているゴールデンウィーク。
普段まとまった休みを取ることが難しいという方も、この機会にどこかへ旅行に行こうと考えているのではないでしょうか。
どこもあっという間に予約で埋まってしまうゴールデンウィークは、早めに計画を立てておきたいですよね。
本記事では、ゴールデンウィークのおすすめ旅行先について見ていきたいと思います。
旅行に最適な季節の大型連休
年に1度の大型連休を抱えるゴールデンウィークは、寒さも和らぎまだそこまで暑くもない、非常に旅行しやすい季節。
五月晴れが広がる青空の下、家族、友人、仲間たちと素敵な思い出をつくりに行きませんか。
ここからは地方別におすすめの旅行先を見ていきたいと思います。
北海道・東北地方
日本の中でも春がやってくるのが遅いこの地方は、ゴールデンウィークに桜が見ごろを迎える地域も多いのが特徴。
北海道の「五稜郭」や「札幌公園」、青森県の「鶴の舞橋」や「弘前城」、岩手県の「小岩井農場」など、北の桜の名所で2度目のお花見を楽しむのも素敵です。
特に「五稜郭」のお花見はあちこちでジンギスカンを楽しんでいる人たちがいるのが特徴。
必要な道具を借りることもできるので、ぜひチャレンジしてみてください。
ダイナミックで美しい自然を楽しみながらのトレッキングもおすすめ。
雪が残る地域では春スキーも楽しめます。
関東甲信越地方
日本の中心である東京都はゴールデンウィークにおいても人気の観光地。
さまざまなイベントが開かれ、多くの人でにぎわいます。
栃木県の「あしかがフラワーパーク」の藤や、茨城県の「ひたち海浜公園」のネモフィラが見ごろを迎える季節でもあるので、お花畑での散策もおすすめ。
「箱根温泉」や「鬼怒川温泉」の名湯でゆったりと日ごろの疲れを癒す旅も良いですね。
「鎌倉」や「江の島」といった定番観光スポットにも、毎年多くの観光客が押し寄せます。
北陸・東海地方
東海道新幹線が通る東海に加え、北陸新幹線の延伸でますますアクセスが容易になった北陸もゴールデンウィークにおすすめの旅行先。
加賀百万石で栄えた金沢や能登地域を観光したあとは、ぜひ新鮮な日本海の幸を堪能してください。
高地にある富山県の「立山黒部アルペンルート」はゴールデンウィークの季節でも多くの雪が残っていることで知られています。
20メートルもの高さがある雪の壁を見上げると、その迫力に思わず圧倒されてしまいます。
「伊豆温泉」で心身を休めるのもおすすめです。
近畿地方
シーズン問わず世界的に人気がある京都、奈良といった一大観光地を抱える近畿地方。
大阪の繁華街やグルメ街、神戸のおしゃれな街並みも観光客からの人気が非常に高いです。
明石海峡大橋で神戸市と連なっている淡路島は近畿の定番リゾート地。
ドライブや温泉だけでなく、この時期は「あわじ花さじき」などお花畑が美しく色づく季節なので特におすすめです。
ゴールデンウィークは琵琶湖やその周辺のアクティビティも楽しみやすい季節。
自然豊かなところの散策や湖畔のドライブ、水上スポーツも良いですね。
「城崎温泉」や「有馬温泉」といったレトロな街並みが残る温泉街もおすすめです。
中国・四国地方
個性的な魅力が詰まった中国・四国地方。
2024年にアメリカの「ニューヨークタイムズ」に取り上げられた山口県は特に注目度の高い観光地。「西の京」とも呼ばれた華やかな文化の痕跡が見て取れる美しい観光スポットが多くあります。
古き良き町並みが残る広島県の「鞆の浦」や「尾道」もシーズン問わず人気がある観光地です。
日本一の牡丹苗の生産地である島根県の「由志園」は、この時期になると視界を埋め尽くすほどの牡丹の花が咲き誇り、多くの観光客が訪れます。
瀬戸内の島々を巡るにも非常に良い季節です。
「鳴門温泉」や「道後温泉」でのんびりと過ごす旅行もおすすめです。
九州・沖縄地方
さいごは九州・沖縄地方。
年間を通して多くの観光客が訪れる沖縄県は、ゴールデンウィークにおいても人気の観光地です。
この時期はすでに海での遊泳も可能で、一足先に夏の気分を味わえます。
真夏ほど厳しい暑さに見舞われるわけではないので、ドライブや散策も快適に行えます。
近年は本島だけでなく離島も人気を集めており、その島にしかない自然や文化を求めて多くの観光客が訪れます。
九州では、熊本県の「阿蘇山」や鹿児島県の「屋久島」など、雄大な自然が広がるエリアが人気。
「別府温泉」や「指宿温泉」をはじめとして、数々の名湯にも恵まれています。
まとめ
ゴールデンウィークにおすすめの旅行先についてご紹介しました。
定番の観光地を心地よい気温のもと見てまわることができるだけでなく、この時期しか体験できない貴重な思い出を作ることができるスポットもたくさんあります。
ゴールデンウィークはとにかくどこも非常に混み合うので、早めの予約が大切です。
ホテルや航空券も値上がりするので、ダイナミックパッケージやタイムセールなどをうまく活用して手配しましょう。