海辺の美しい景観が魅力的な中国・四国地方。
瀬戸内海の穏やかで温かな海、日本海の海の幸、太平洋のダイナミックな海と、それぞれの良さが楽しめる地域です。
ひとり旅に出て、新しい出会いや新しい自分を探しに行きませんか。
本記事では、中国・四国地方のひとり旅おすすめスポットについてご紹介していきたいと思います。
中国・四国地方のひとり旅
関西圏からのアクセスも良い中国・四国地方は、地域や都市によってはレンタカー等を用いずとも快適に観光することができます。
身軽に移動することができるひとり旅は、行き先や旅程も自由自在。
きっと新しい出会いや人々の温かさを通して、驚きと感動に満ちた旅となることでしょう。
ここでは公共交通機関のみで観光を楽しめる、ひとり旅にぴったりなスポットを見ていきたいと思います。
中国地方
後楽園(岡山県)
当時の岡山藩主・池田綱政が造園した日本三大名園のひとつ。
元禄文化の粋を集めた美しい日本庭園には、国内だけでなく海外からも多くの観光客が訪れます。
黒と白と金のコントラストが美しく、「烏城」の異名を持つ岡山城もすぐ近くにあるので、ぜひ訪れてみてください。
岡山観光は岡電を利用すると便利ですよ。
倉敷(岡山県)
まるでタイムスリップしたかのような気分が味わえる倉敷のまち並み。
綿花産業やその運搬で栄えた町で、現在も江戸時代から大正時代ごろまでの建物が保存され、レトロなまち並を散策することができます。
和と洋が溶けあった美しいまちは、歩いて観光するのはもちろん、小舟に乗って川の上から眺めるのもおすすめ。
現在は国産ジーンズ発祥の地としても有名です。
広島市街地(広島県)
山陽新幹線の主要駅があり、中国地方を代表する都市である広島。
平和祈念公園や原爆ドームなどの負の歴史遺産や、毛利氏が築き、浅野氏が治めた広島城など、歴史に関連した観光スポットが多くあります。
牡蠣や広島焼など、ご当地グルメも充実。
フェリーに乗って宮島を観光するのもおすすめです。
厳島神社や宮島水族館など、市街地に近いながらまた違った広島の魅力に出会えます。
尾道(広島県)
アニメやゲームの聖地としても有名な尾道。
ご当地ラーメンである尾道ラーメンでも有名なまちです。
豊かな緑が広がり坂の多い港町で、坂を登ったその先の物語を想像させるような、ノスタルジックで不思議な魅力があります。
ひとりで静かに散策していると、やさしい瀬戸内海の風や地元の人の温かさに癒されますよ。
少し足を延ばして、同じくレトロな港町の景観が楽しめる呉や鞆の浦を散策するのもおすすめです。
出雲(島根県)
「国譲りの神話」の舞台として有名な出雲。
古代から大陸との交易が盛んで、先進的な技術や文化を持っていた地域です。
巨大なしめ縄がシンボルになっている出雲大社は島根の定番観光スポット。
その重厚で美しい社殿建築は、国内のみならず海外からの観光客をも魅了します。
名物の出雲そばを堪能したり、周辺の豊かな自然を散策したりするのも良いですね。
鳥取砂丘(鳥取県)
鳥取を象徴する観光スポット。
ラクダ乗り体験や、世界的にも珍しい砂の彫刻をテーマにした砂の美術館など、砂丘らしい観光スポットが人気です。
鳥取藩主である池田家の別邸として建てられた洋館である仁風閣(じんぷうかく)や、凄惨な兵糧攻めで知られる鳥取城、地元の酒蔵など、周辺の観光スポットも充実しています。
「ゲゲゲの鬼太郎」の作者である水木しげるや、「名探偵コナン」の作者である青山剛昌に関連した聖地もあるので、ファンの方はぜひ立ち寄ってみてください。
萩(山口県)
幕末・維新期の英傑たちを輩出した萩のまち。
城下町の建物が多く保存されており、今にも若き日の志士たちが飛び出してきそうです。
松下村塾跡や高杉晋作旧邸など、実際に志士たちが集った場所も見学することができます。
四季折々の自然と調和した歴史あるまち並みが楽しめる観光スポットです。
比較的落ち着いた場所にあるので、自分のペースでゆったりと観光できます。
四国地方
小豆島(香川県)
オリーブ畑が有名な香川県屈指の観光地。
フェリーや快速列車でアクセス可能な利便性も魅力的。
複雑に入り組んだノスタルジックなまち並みや、穏やかな瀬戸内海の景観が美しい島です。
実写版「魔女の宅急便」のロケ地となった道の駅小豆島オリーブ公園はフォトスポットとして女性を中心に人気を集めています。
シェアサイクルやバスをうまく活用するとスムーズに移動できますよ。
まとめ
中国・四国地方のひとり旅おすすめスポットについてご紹介しました。
穏やかな気候や歴史あるまち並みが魅力的な中国・四国地方は、ひとり旅で楽しめる観光スポットが満載です。
ひとり旅には、友人や家族など誰かと一緒に旅行する時とはまた違った楽しみや発見、出会い、学びがあります。
次の旅行は、ひとり旅で新たな出会いや新たな自分を見つけに行きませんか。