言わずと知れた温泉大国・九州地方と、美しい海と温泉の両方を堪能できる沖縄。
特に九州は、その雄大な自然をかたち造った活火山の恩恵で、泉質や周りの自然環境など非常にバラエティに富んださまざまな温泉を堪能することができます。
魅力あふれる九州・沖縄地方の温泉へ、日ごろの疲れを癒す旅に出かけてみませんか。
本記事では、九州・沖縄地方のおすすめ温泉地をご紹介していきたいと思います。
九州・沖縄地方の温泉地
さまざまな有名温泉地がひしめく九州地方と、誰もが憧れる南国リゾートである沖縄。
個性的な温泉が数多く揃い、一度は九州・沖縄地方へ温泉旅行に行ってみたいと思ったことがある方も多いのではないでしょうか。
ここからは、九州・沖縄地方を代表する温泉地について見ていきたいと思います。
九州地方
別府温泉(大分県)
8つの泉質の異なる温泉から成る温泉郷。
泉質はバラエティに富んでいて、美肌効果、疲労回復など、さまざまな効能が期待できます。
別府湾やそれを取り囲む雄大な山々の景色を眺めながらの露天風呂は最高です。
また、別府温泉と言えば、入浴する以外にも「地獄めぐり」という楽しみ方があります。
大地の運動により湧き出した温泉が造り出す7つの「地獄」は、どれも迫力満点。
ぜひ入浴と一緒に、「地獄めぐり」や温泉卵、地獄プリンなどのご当地グルメも楽しんでみてください。
由布院温泉(大分県)
雄大な由布岳をバックに、四季折々の自然が楽しめる温泉地。
くじゅう火山や鶴見火山などの豊かな自然と田園風景に囲まれた明光風靡な土地で、古くから湯治場として人々に愛されてきました。
美肌効果のあるナトリウム単純泉やナトリウム塩化物泉は、女性にも人気が高いです。
別府温泉などと比べると静かで落ち着いた雰囲気があり、ゆったりと温泉に浸かって心身をリフレッシュさせるような余暇を過ごしたい方におすすめです。
青島温泉(宮崎県)
「鬼の洗濯板」と呼ばれる奇石が広がる海岸で有名な青島。
そのすぐそばにある青島温泉は、美しい海と豊かな自然に囲まれ、絶景を楽しみながら温泉に浸かることのできる温泉地です。
美肌効果や血行促進、疲労回復などに効能があるとされる泉質は、心身ともにリフレッシュさせてくれます。
新鮮な海の幸や宮崎牛、南国フルーツ、チキン南蛮など、食材やご当地グルメも豊富。
また、プールやビーチなどが併設されているホテルも多く、温暖な気候も相まって南国リゾート気分も楽しむことができます。
雲仙温泉(長崎県)
雲仙の雄大な自然に囲まれた温泉地。
火山活動によって生じた「雲仙の地獄」は、悲惨なキリシタン弾圧の歴史にちなんで「お糸地獄」や「清七地獄」などと名付けられています。
温泉とともに、地獄めぐりをするのも雲仙温泉観光の醍醐味です。
昔ながらの温泉旅館や洋館のレトロなホテルが立ち並ぶ温泉街は、SNS映えすること間違いなし。
長い歴史と自然の営みの大きさを感じられる温泉地です。
黒川温泉(熊本県)
阿蘇の山々の豊かな緑に囲まれた温泉地。
温泉地全体がひとつの旅館であるというコンセプトのもと、おもてなしを大切にするところで、旅館ごとにさまざまな工夫が行き届いています。
レトロで落ち着いた雰囲気で、ゆったりと体を休めてリラックスしたい方におすすめです。
飲食店やカフェ、雑貨屋さんなどもあるので、ぶらぶらと散策するのも良いですね。
「湯めぐり手形」を利用して、日帰り温泉や宿泊している旅館以外の温泉を楽しむのもおすすめです。
少し足を延ばして、大観峰などの阿蘇の観光スポットをドライブするのも爽快です。
指宿温泉(鹿児島県)
温暖な気候と南国の海辺の景色が楽しめる温泉地。
指宿温泉と言えば、「砂むし」が名物。
海岸に涌く温泉で温められた砂を全身にかけて体を埋め、暖まるというもので、砂から抜け出したあとの解放感と爽快感は他では味わえない貴重な経験になることでしょう。
露天風呂から見える海辺の景色も最高です。
沖縄
山田温泉(沖縄県)
有名リゾートホテルに引かれている温泉。
沖縄の海の美しいエメラルドグリーンの輝きを堪能しながら、ラグジュアリーな雰囲気の浴場で温泉を楽しむことができます。
基本的には宿泊者しか利用することはできませんが、プライベートビーチなども併設されている素敵なリゾートホテルなのでぜひ宿泊して南国リゾート感と心地よい温泉を堪能してみてください。
まとめ
九州・沖縄地方のおすすめ温泉地についてご紹介しました。
さまざまな名湯がひしめく九州・沖縄地方は、その温泉地もそれぞれ強く個性が出ています。
雄大な山々と豊富な泉源、温暖な気候と美しい海は、見るものを圧倒するような自然のパワーと美しさを備え、感動を与えてくれるでしょう。
ほかの温泉地ではできないような体験ができるところも多く、一生の思い出になること間違いなしです。
次のお休みは温泉旅行に出かけてみませんか。