自然豊かで歴史ある温泉地がたくさんある中国・四国地方。
穏やかな瀬戸内の海を楽しみながら温泉に浸かる贅沢は何物にも代えがたいものです。
魅力あふれる中国・四国地方の温泉へ、日ごろの疲れを癒す旅に出かけてみませんか。
本記事では、中国・四国地方のおすすめ温泉地をご紹介していきたいと思います。
中国・四国地方の温泉地
名湯と呼ばれる温泉が揃う中国・四国地方。
関西方面からのアクセスも良く、観光スポットもたくさんあるので旅行の拠点としての需要も高いようです。
豊かな自然と素敵な雰囲気の温泉街を堪能してみませんか。
ここからは、中国・四国地方を代表する温泉地について見ていきたいと思います。
四国地方
道後温泉(愛媛県)
夏目漱石の小説「坊ちゃん」の舞台としても知られる道後温泉。
古くから人々に愛されてきた温泉地で、レトロな建物がSNS映えすると人気を集めています。
古き良きまち並みは歩いているだけでも楽しいことまちがいなし。
松山城のお膝元でもあり、城下町の様子は司馬遼太郎の歴史小説「坂の上の雲」にも描写されています。
お土産はぜひ名物の坊ちゃん団子を購入していってください。
鳴門温泉(徳島県)
渦潮で有名な鳴門。
渦潮を臨む露天風呂ではとても贅沢な時間が過ごせます。
関西方面から車で訪れる際には淡路島を突き抜けることになり、海辺のドライブも魅力的。
観潮船での渦潮見学のほか、世界中の名画のレプリカが展示されている大塚美術館や、鳴門金時などの土地の名産やそれらを使用したスイーツなどが購入できる道の駅などもあり、観光も楽しめます。
鳴門大橋で淡路島と繋がっており、関西からのアクセスも良い恵まれた立地で、わかめや鯛などの海の幸もしっかりと堪能したいですね。
こんぴら(琴平)温泉(香川県)
こんぴら参りの参拝客たちの宿泊場所として古くから人々に親しまれてきた温泉地。
金刀比羅宮の長い階段を上り下りした後の温泉は、より一層の爽快感とリラックス感を味わえます。
緑豊かな山々や古来より信仰を受け継いだ神聖な土地に溶け込む情緒ある街並みが広がり、散策も楽しいところです。
また、香川県の名物と言えば讃岐うどん。
新鮮な魚介類とともに、しっかりとしたコシが特徴の讃岐うどんも楽しんでみてください。
中国地方
玉造温泉(島根県)
歴史ある街並みと豊かな自然が調和した、落ち着いた雰囲気の温泉地。
風情ある温泉街はもちろん、温泉とも深い関わりのある玉造神社や、国譲りの神話にも登場する出雲大社、庭園が美しい足立美術館など、周辺の観光スポットも充実しています。
しっとりと保湿してくれるアルカリ単純泉が特徴の玉造温泉は、美肌の湯としても有名。
美容グッズはもちろん、それに関連してかわいらしい雑貨やスイーツを取り揃えたお店もあるので、女子旅にもおすすめです。
松江しんじ湖温泉(島根県)
宍道湖の湖畔に位置する明光風靡な温泉地。
湖やそれを取り囲む自然が見せる四季折々の豊かな表情が堪能できます。
湖畔の散歩や遊覧船などのアクティビティはもちろん、近くには松江城もあるので、城下町観光も楽しめます。
公共交通機関でのアクセスも便利です。
また、湖で獲れた鮎や鯉も絶品。
温泉旅館が湖畔に点在する静かで落ち着いた雰囲気の温泉街なので、日常の喧騒をわすれて、ゆったりと余暇を過ごしたいという方におすすめです。
皆生温泉(鳥取県)
米子空港や米子駅からのアクセスも良好な温泉地。
「ゲゲゲの鬼太郎」で有名な漫画家・水木しげるとゆかりの深い場所で、水木しげるロードや水木しげる記念館が近くにあります。
大山や中海、弓ヶ浜など、美しい景勝地もぜひとも見てまわりたいですね。
海辺のまちなので、魚市場や飲食店、ホテル、旅館などでは豪華な海鮮懐石や海鮮丼、浜焼きなど豊富な海の幸を堪能することができます。
海辺の美しい風景や海鮮料理を楽しみながら、リラックスした時間を過ごすことができる温泉地です。
宮島温泉(広島県)
厳島神社や宮島水族館など、広島県を代表する観光スポットが揃う宮島に位置する温泉地。
海や山に囲まれた自然豊かな場所で、リラックスしながら温泉やお参りを楽しめます。
厳島神社のお膝元として歩んできた歴史が持つ清らかでありながらどこか温かみのあるまちの雰囲気と豊かな自然、そして美しく穏やかな瀬戸内の海が調和した景観が魅力的。
観光や鹿たちとのふれあいはもちろん、名物の牡蠣をはじめとする新鮮な海の幸を堪能できます。
休暇をゆっくりと過ごすのはもちろん、広島観光の拠点としてもおすすめです。
まとめ
中国・四国地方のおすすめ温泉地についてご紹介しました。
山海の自然が豊かで落ち着いた雰囲気の温泉地が多い中国・四国地方。
日常の喧騒をわすれてゆったりとした時間を過ごしたいという方におすすめです。
また、自然豊かな場所にあっても交通の便が良い場所が多いのも魅力的。
次のお休みは温泉旅行に出かけてみませんか。