国内屈指の南国リゾートである沖縄。
国内でありながら本州とはまた違った雰囲気が楽しめる人気の観光地です。
温暖な気候や美しい海を満喫するというイメージから夏が圧倒的に人気です。
そのため、夏の沖縄はどこに行っても混雑しており、また旅費も比較的高くなってしまう傾向になっています。
混雑や酷暑を避けながら手軽に沖縄を観光するなら秋や冬がおすすめ。
冬や秋にしか味わえない沖縄の魅力も楽しめます。
本記事では、秋・冬の沖縄観光についてご紹介していきたいと思います。
沖縄はオフシーズンの秋・冬が狙い目!
人気観光地である沖縄。
国内の数ある観光地の中でも特に人気の高いエリアなので、時には海外旅行よりも費用が掛かってしまうことも。
航空券、ホテルなどは価格が変動するので、オフシーズンである秋・冬は夏に比べるとお手軽な価格で旅行することが可能です。
夏には手が届かない高級ホテルも秋・冬にはお得な価格で提供しているプランもあります。
また、夏の沖縄の観光スポットはどうしても混雑してしまいます。
南国・沖縄を満喫できるベストシーズンであることはもちろん、夏休みと重なってしまうためです。
秋・冬の沖縄は比較的観光客が少ないので、普段は混雑する定番観光スポットもスムーズに見てまわることができます。
酷暑や厳しい寒さを避けて快適に観光できるのも秋・冬の沖縄の魅力。
風向きや時間帯によっては肌寒く感じることもありますが、昼間は長袖シャツ1枚で過ごすことが可能です。
夏の厳しい暑さの中では山の中を歩き回って散策することは難しいですが、秋・冬のシーズンは快適に観光が楽しめます。
秋・冬の沖縄の服装は?
先ほども触れました通り、沖縄は本州と比較すると秋・冬でも暖かい日が多いです。
最近は本州でも残暑が厳しいですが、沖縄では10月ごろまでは平均気温が25度ほど。
まだ海水浴ができるビーチが多く、台風のシーズン後も十分に沖縄の南国リゾート感を味わうことができます。
朝晩は冷えることもあるので薄手のカーディガンなどがあると安心です。
11月ごろになると暑さも和らぎ、12月ごろには平均気温は20度前後となります。
気温はそれほど低くなくとも北風が吹くとひんやりとしますので、厚手のパーカーやウインドブレーカーなどを用意しておきましょう。
本州との寒暖差が大きくなるので、コンパクトにまとめられるダウンなどかさばらない上着がおすすめです。
定番観光スポットを快適に楽しもう!
夏のイメージが強く、特に夏休みのシーズンは多くの観光客が訪れる沖縄。
「首里城」や「美ら海水族館」など、人が多く集まる場所も秋・冬には意外とスムーズに観光できます。
「識名園」や「ビオスの丘」など、敷地が広い観光スポットも熱い夏よりも比較的涼しい秋・冬の方が快適。
古くから人々が信仰の拠り所としてきた聖域である「御嶽(うたき)」も定番観光スポット。
意外と山道を歩いていかなければならないこともあるので、暑い夏よりも涼しい秋・冬の方がおすすめです。
沖縄の自然を楽しみつつ、聖域の神聖な空気に触れてみてください。
秋・冬の海
続いては沖縄観光の定番である美しい海を見ていきましょう。
先ほども触れました通り、沖縄は10月ごろまで海水浴が可能。
夏休みも終わり比較的観光客が少ない秋は快適に沖縄の海を泳ぐチャンスです。
海水浴シーズンが終わった後の海辺のカフェは空いていることが多いので、SNSで話題になった人気の飲食店も入りやすくなります。
海に入らずとも、青く澄んだ海面を眺めながらカフェランチを満喫するのも良いですね。
また、12月~春頃にかけての沖縄の海と言えば、ホエールウォッチングです。
ほとんど確実にクジラに出会うことができるそうで、冬の沖縄観光の定番になっています。
秋・冬シーズンも沖縄の海を満喫しましょう!
クリスマス・イルミネーション
この項では、冬の時期にしか体験できない沖縄のクリスマスやイルミネーションのイベントをご紹介していきたいと思います。
まずは沖縄のショッピングやグルメが集まった「アメリカンビレッジ」のイルミネーションから。
敷地内にある、年中クリスマスグッズを販売している「クリスマスショップ」の本格的な飾りつけで本場さながらのクリスマスの雰囲気が楽しめます。
全国的にも有名な「美らヤシパークオキナワ東南植物楽園」の「沖縄南国イルミネーション」や、読谷村の「体験王国むら咲むら」で行われる「琉球ランタンフェスティバル」も人気のイルミネーションスポットです。
琉球寒緋桜で一足早いお花見
さいごに、沖縄の桜の名所をご紹介したいと思います。
沖縄でポピュラーな琉球寒緋桜は、ソメイヨシノに比べると濃いピンク色が特徴のかわいらしい花が咲き、1月から3月にかけて見頃を迎えます。
「本部八重岳桜まつり」や「今帰仁グスク桜まつり」、「名護さくら祭り」が特におすすめ。
冬の沖縄で一足早く春を感じてみませんか?